物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

山形適正化評議委、「A・B」9割超える 18年活動内容を報告

団体

2019/03/22 0:00

 【山形】山形県貨物自動車運送適正化事業実施機関(加川繰一本部長)は8日、評議委員会(高木郁朗委員長、日本女子大学名誉教授)を開き、2018年度の事業報告と19年度の事業計画について協議した。  18年春にオープンした天童市の山形県トラック総合会館で開催。協議に先立って、災害時の緊急物資輸送などの拠点としての活用を目指している施設を見学した。  委員会で加川本部長が深刻なドライバー不足や働き方改革、改正貨物自動車運送事業法など業界を取り巻く経営環境とその対策を説明し、「適正化事業実施機関の役割と重要性が増している。関係機関と連携し、適正化事業を強化したい。忌憚(きたん)ない意見を頂きたい」とあいさつした。  事務局が18年4月から19年2月までの活動内容を報告。巡回指導では、5月の山形県トラック協会(加川会長)の総合会館移転に伴い、指導件数は201事業所にとどまり、年間目標の260事業所には届かない見通しを説明した。  総合評価ではA(大変良い)、Bランク(良い)の占める割合が171社と全体(188社)の90.9%を占め、前年度と比べ4.8ポイント増加。一方、D(悪い)は2社、E(大変悪い)はゼロだった。なお、巡回指導のうち、新規は11社、山形運輸支局の要請による特別指導は1社で実施した。  また、安全性優良事業所認定(Gマーク)は合計231事業所、認定率36.0%と、全国平均の29.6%を大きく上回っている。  更に、18年重大事故発生状況は、発生31件(17年比7件増)、死者8人(5人増)、傷者26人(13人増)で大幅に増加。その内、有責事故はそれぞれ8件(2件増)、1人(増減無し)、10人(5人増)だった。  19年度の事業計画では、巡回指導は260事業所を目標に、山形運支局との連携による速報制度、新規事業者の巡回指導を強化。働き方改革への対策として、セミナーを開催して周知を図る。安全運転講習会やGマーク説明会、初任運転者講習会なども実施する。  なお、同評議委員会は19年度から年2回の開催にする。(黒田秀男) 【写真=18年度の事業報告と19年度の計画を協議】





本紙ピックアップ

ANAHD、貨物事業3社を統合

 ANAホールディングスは3月27日、ANA Cargo(脇谷謙一社長、東京都港区)と日本貨物航空(NCA、本間啓之社長、千葉県成田市)、NCA Japan(藤倉聡社長、成田市)を統合する、と発表した。2027年4月1日…

下関北九州道路事業化ヒアリング、車両大型化への対応を

 本州と九州を結ぶ新たなルートである下関北九州道路の事業化に向け、福岡県と北九州市、地元経済団体は、日本の物流を支える「要衝」であることを強調し、早期実現はもとより、車両の大型化・効率化に対応した構造で整備することなどを…

啓和運輸/東京オフィス、営業へ活用 荷主と接点増

 啓和運輸(片桐淳一社長、埼玉県入間市)は広域営業の強化に向け、東京オフィス(東京都中央区)を営業拠点として活用している。都心にある立地を生かして荷主企業との接点を増やすとともに、将来的には配車業務の集中管理拠点としての…

成田空港/国際線貨物便「週間発着回数」 今年夏期14%増見込む

 成田国際空港(藤井直樹社長、千葉県成田市)の2026年夏期(3月29日~10月24日)の定期航空会社別運用スケジュールは、国際線貨物便の週間発着回数が前年同期比14・8%増の643回と開港以来最高となる見通しとなった。…

オススメ記事

ANAHD、貨物事業3社を統合

 ANAホールディングスは3月27日、ANA Cargo(脇谷謙一社長、東京都港区)と日本貨物航空(NCA、本間啓之社長、千葉県成田市)、NCA Japan(藤倉聡社長、成田市)を統合する、と発表した。2027年4月1日…

下関北九州道路事業化ヒアリング、車両大型化への対応を

 本州と九州を結ぶ新たなルートである下関北九州道路の事業化に向け、福岡県と北九州市、地元経済団体は、日本の物流を支える「要衝」であることを強調し、早期実現はもとより、車両の大型化・効率化に対応した構造で整備することなどを…

啓和運輸/東京オフィス、営業へ活用 荷主と接点増

 啓和運輸(片桐淳一社長、埼玉県入間市)は広域営業の強化に向け、東京オフィス(東京都中央区)を営業拠点として活用している。都心にある立地を生かして荷主企業との接点を増やすとともに、将来的には配車業務の集中管理拠点としての…

成田空港/国際線貨物便「週間発着回数」 今年夏期14%増見込む

 成田国際空港(藤井直樹社長、千葉県成田市)の2026年夏期(3月29日~10月24日)の定期航空会社別運用スケジュールは、国際線貨物便の週間発着回数が前年同期比14・8%増の643回と開港以来最高となる見通しとなった。…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap