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山口ト協山口支部、あおり運転排除よびかけ 交安ラップトラ導入 増車むけ予算比検討

団体

2019/03/19 0:00

 【山口】山口県トラック協会の山口支部(山本正喜支部長)は、山口警察署や山口南警察署、安全協会など関係機関と連携して交通安全を呼び掛けるラッピングトラックを製作し、6日に山口南署で出発式を開催した。地域の交通安全に貢献するのが狙いで、あおり運転の排除などをイラスト入りで呼び掛けている。観光資源をPRするラッピングトラックは最近、増加しているが、警察と連携して交通標語を打ち出している車両は全国的にまだ少ない。(江藤和博)  ラッピングトラックは、会員事業者5社が車両を提供して製作された。中型車から大型車まで計7台で、県内を運行エリアとする車両が中心。「NO! あおり運転」「STOP ながらスマホ!」「夜間はハイビーム 反射材を活用」などの標語をイラスト入りで車両後部や片側側面にラッピング。また、山口支部に加えて山口署や山口南署、関係団体の名称も表記した。  ゆだ(河本善邦社長、山口市)と阿知須運輸(小川茂社長、同)がそれぞれ2台、元気ジャパン(木下久雄社長、同)、しんじゅ(宮崎英雄社長、同)、国広倉庫運輸(国広和之社長、周南市)は各1台導入。ラッピング作業は、しんじゅのグループ会社で、プリント施工業務を行うパールプランニング(宮崎社長、山口市)が請け負い、イラストは山口県警本部鑑識課所属の井上千歳主任主事が描いた。  出発式には多くの交通ボランティアが参加。山本支部長は「交通事故撲滅は大きな課題。安全ラッピングが県内外の多くの人の目に留まり、考えて実行してもらえたら事故は確実に減ると思う。今後も事故防止に寄与していきたい」とあいさつ。  山口署の落合達也署長は「反射材やハイビームの活用には特に力を入れており、日頃から使うトラックで呼び掛けてもらえるのはありがたい。山口市内の交通事故死亡者は2019年に入ってからはゼロだが、18年は4人が犠牲となり、そのほとんどが高齢者。実効性ある事故防止のためには県民の協力・支援が不可欠だ」と語った。  山口支部では、これまでも反射材の寄贈などを行ってきたが、山下正信理事(山下砂利)が顧問を務める山口南交通安全管理者協議会(若崎英紀会長)から打診を受け、従来の交安活動に加えてラッピングトラックによるPRにも取り組むことを決定。今回の製作費は全て支部予算で賄った。19年度も増車に向けた予算化を検討している。 【写真=参加者に見送られて出発するラッピングトラック】





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