マイシン、「あいさつ」活力競う 人の心輝かせる従業員へ
物流企業
2019/03/15 0:00
【愛知】マイシン(辻直樹社長、愛知県豊橋市)は3日、活力朝礼コンクールを開き、ドライバーと倉庫作業者が21チームに分かれて日頃の成果を競い合った。自社の一番の売りとするあいさつ、マナー、後始末の精神を育てるための活動だ。 清水二郎会長が「最近は、荷主からドライバーの礼儀正しさなど、心の部分まで褒められることが多くなった。物流というライフラインの血液を担う我々にとって、これは活力朝礼がもたらしたサービス業としての高い評価の証し。今後も誇りと自信を持って仕事を行うためにコンクールで基本の徹底とともにチームワークを強化してもらいたい」とあいさつ。 審査は、声の大きさや笑顔、チームの一体感、パフォーマンスなどを採点。運行、倉庫、冷凍などグループごとに発表した結果、優勝は冷凍2グループが勝ち取った。このほかグッドスマイル賞、グッドパフォーマンス賞も選ばれた。 永年勤続表彰も行われ、25年の1人を筆頭に20、15、10、5年の合わせて18人に賞状を授与。同社では4月に冷凍倉庫の竣工を予定しており、期待を背負う冷凍部の菅島博部長には、社長賞が贈られた。 また、講演では、人と経営研究所の大久保寛司所長が、心を輝かせる会社に向けた気づきの大切さを解説。 辻社長は「今回は、2000年から挨拶(あいさつ)大会として始まり、活力朝礼コンクールになって6回目の大会。継続の結果、金融機関などで担当者が代わっても良い印象で知られる存在になった。今後も今日の経験を基に、人の心を輝かせる従業員として会社をもり立てて欲しい」と呼び掛けた。(梅本誠治) 【写真=21チームに分かれて日頃の成果を競い合う】