岩見沢警察署、トッキュウに感謝状 31年間「毎朝」啓発活動
行政
2019/03/12 0:00
【北海道】岩見沢警察署は2月28日、トッキュウ(工藤修二社長、岩見沢市)に「多年にわたり社員一丸となって旗の波啓発活動を通年実施し、ドライバーに交通安全を呼び掛けるなど地域における交通安全意識の普及高揚に大きく貢献された」として、感謝状を贈った。村部勇二署長がトッキュウを訪れ、感謝状を手渡した。 同社では、始業前の30分間、社員が国道234号で安全旗を掲げ、走行するドライバーに安全運転を呼び掛ける活動を、1988年から毎日行っている。 村部氏が「雨の日も雪の日も365日、沿道に立って交通安全を訴える活動を31年間も継続されてきたことに、深い敬意と感謝を申し上げる。昨年、道内における交通事故死亡者数は過去最低の141人となったが、更に減らしていかなければならない。プロドライバーの皆さんには安全運転のリーダーとして、これからも模範となって欲しい」と述べ、工藤社長に賞状を手渡した。 工藤氏は「啓発活動を通じて、他者の運転姿勢を学ぼうと始めたのがきっかけ。運転の良い例、悪い例を目の当たりにすることで、自分の運転が他者の目にどう映るかを知ることができる。無事故・無違反を掲げ、これからも続けていく」と語った。(那須野ゆみ) 【写真=感謝状を持つトッキュウの工藤社長(最前列右)と岩見沢署の村部署長(その左)ら】