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長野ト協佐久輸協、佐久市と災害協定 物資輸送・保管盛る

団体

2019/03/05 0:00

 【長野】長野県トラック協会の佐久地区輸送協議会(早川多津男会長)は2月19日、佐久市と災害に関する協定を結んだ。市内で発生したケースに対応するもので、物資の緊急・救援輸送だけでなく、保管も盛り込まれているのが特徴。来春、市内に竣工予定の県立武道館が物資集積場としての活用も見込まれていることを踏まえたもの。  早川会長、島田佳於副会長、中込裕幸副会長、井沢愛子会計らが市役所を訪問した。  協定書を取り交わし、早川氏が東日本大震災や熊本地震など、県外で起こった災害で物資輸送に携わった実績を改めて報告。「これまでは他地域を支えてきたが、この協定は地元に向けたもの。物流専門家の派遣も盛り込んでいる。万一の際は給油スタンドをはじめ、会員事業所の施設も利用できるようにしていきたい」との考えを述べた。  柳田清二市長は過去の被災地支援に対して謝意を表明。この後、物資保管を重視する内容についてアピールした。(河野元) 【写真=協定書を手にする早川会長(左から3人目)と柳田市長(その右)ら】





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