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楽天&京東集団、無人配送推進へ連携 ドローン・UGVを導入 物流分野での革新を加速

テック

2019/03/01 0:00

 楽天と中国ネット通販大手の京東集団は2月21日、京東が中国国内で実用化しているドローン(小型無人機)と地上配送ロボット(UGV)を導入し、日本国内での無人配送ソリューション構築に向け連携する、と発表した。楽天のドローン配送の運用ノウハウや専用ショッピングアプリなどのIT(情報技術)ソリューションと、中国国内で実績のある京東の配送ノウハウとの相乗効果で、物流分野での革新を加速させることが狙い。2019年度内に具体的な構想を打ち出す方針だ。(田中信也)  ドローン配送で日中のリーディングカンパニーである両社が連携し、日本国内の無人配送ソリューション構築に乗り出す。導入するドローンは最大積載量5キログラム、最長飛行距離16キロメートルと、本格的な物流ニーズに応えることが可能なスペック。UGVは最大積載量50キログラム、最高走行時速15キロで、専用スマートフォン(スマホ)アプリとの連携で便利な配送を実現する構想だ。  同日に東京都で開かれた共同記者発表で、楽天の安藤公二常務執行役員が「楽天が構築してきた無人配送ソリューションに、京東のドローン、UGVを導入することで配送産業に革命を起こしていく」と宣言。京東の肖軍副総裁は「中国で完全無人倉庫やドローン、UGVによる配送網などスマート物流の応用技術を実用化してきた。これら実績を日本の優れた物流インフラに導入することで、変革の第一歩としたい」と意欲を示した。  楽天は、16年に千葉市での国家戦略特区のプロジェクトに参画し、千葉県内のゴルフ場で日本初の一般向けのドローン配送サービスを実施。また、1月には埼玉県秩父市で目視外補助者無しのドローン飛行も行った。更に、17年10月~18年1月に福島県南相馬市でローソンと共同でUGVによるコンビニエンスストアへの配送サービスを展開したほか、18年10月にはドローンとUGVを組み合わせた配送実験を行うなど、物流分野のラストワンマイルの課題解決に向けた取り組みを展開してきた。  一方、京東は16年に江蘇省など農村部で世界初の商用ドローン配送を開始し、これまで40万分を超える飛行を行っている。また、17年に宅配用のUGVを開発し、複数の大学の構内や一部の都市で運行。18年11月には長沙市とフフホト市に「無人配送車スマート配送ステーション」を開設するなど、ドローンとUGVの導入・運用実績を積み重ねてきた。 【写真=共同記者発表を行う楽天の安藤常務執行役員(左)と肖軍京東副総裁】





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