北海道警、北ト協に感謝状贈呈 道内事故件数「過去最少」
行政
2019/02/26 0:00
【北海道】北海道警の西川寿典交通部長が12日、北海道トラック協会を訪れ、「交通事故防止の重要性を認識し、地域に根ざした交通安全運動を積極的に推進し、北海道の交通事故抑止に多大な貢献」があったとして、感謝状を贈った。北ト協は奈良幹男会長と、輸送秩序交通対策委員会の渡辺英俊委員長が応対した。 道警によると、道内における2018年の交通事故発生件数は9931件で、前の年に比べ884件減少。物損事故を除く人身事故件数の記録が残っている1966年以降、最も少ない発生件数だった。 また、死亡者数も7人減の141人と、北海道の交通事故統計記録が残っている47年以降で最少だった2017年(148人)を更新した。 奈良氏は「身に余る光栄だが、北ト協の会員事業所による死亡事故は第1、第2当事者を含め、前年と同数の9人だった。プロ集団として、死亡事故ゼロは当然のことと認識している。感謝状を励みに、今年も会員一丸となってゼロを目指したい」と語った。(那須野ゆみ) 【写真=西川部長から感謝状を受け取った北ト協の奈良会長(中央)と渡辺委員長(その右)】