物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

和ト協、高校で初の出前講座 トラック業界アピール

団体

2019/02/19 0:00

 【和歌山】和歌山県トラック協会(阪本享三会長)は1日、県立有田中央高校で、和ト協では初となる物流出前講座を行い、生徒に業界の魅力をアピールした。  和ト協からは、阪本会長、広報担当の和田政実副会長、広報委員会(横山郁芳委員長)のメンバー、ブロック長など総勢17人が出席。生徒は1年生3クラス全員の100人が参加した。  授業は、学校側の意向で防災活動に焦点を当てた。阪本氏のあいさつの後、横山委員長が緊急物資輸送をメインとして人手不足の現状、仕事の内容、業界の魅力を説いた。  人材確保対策の一環として実施した今回の出前講座は、求職者の選択肢に運送事業を加えてもらえるよう理解を促すのが狙い。有田中央高校の選定に当たっては、地元の阪本氏が橋渡し役を務めて実現にこぎつけた。  情報発信の活動では、これまで学校訪問、仕事の内容を動画にしたDVDの制作、行政及び自動車学校との連携、イベントでの職業体験コーナーの設置、退役自衛官の斡旋を通じて推進してきた。  今後は、各ブロックの協力を得て県下各地での出前講座の実現を目指すとともに、積極的な求人票の提出を会員に求めていく。(渡辺弘雄) 【写真=緊急物資輸送をメインとして人手不足の現状、仕事の内容を説く】





本紙ピックアップ

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

オススメ記事

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap