和ト協、高校で初の出前講座 トラック業界アピール
団体
2019/02/19 0:00
【和歌山】和歌山県トラック協会(阪本享三会長)は1日、県立有田中央高校で、和ト協では初となる物流出前講座を行い、生徒に業界の魅力をアピールした。 和ト協からは、阪本会長、広報担当の和田政実副会長、広報委員会(横山郁芳委員長)のメンバー、ブロック長など総勢17人が出席。生徒は1年生3クラス全員の100人が参加した。 授業は、学校側の意向で防災活動に焦点を当てた。阪本氏のあいさつの後、横山委員長が緊急物資輸送をメインとして人手不足の現状、仕事の内容、業界の魅力を説いた。 人材確保対策の一環として実施した今回の出前講座は、求職者の選択肢に運送事業を加えてもらえるよう理解を促すのが狙い。有田中央高校の選定に当たっては、地元の阪本氏が橋渡し役を務めて実現にこぎつけた。 情報発信の活動では、これまで学校訪問、仕事の内容を動画にしたDVDの制作、行政及び自動車学校との連携、イベントでの職業体験コーナーの設置、退役自衛官の斡旋を通じて推進してきた。 今後は、各ブロックの協力を得て県下各地での出前講座の実現を目指すとともに、積極的な求人票の提出を会員に求めていく。(渡辺弘雄) 【写真=緊急物資輸送をメインとして人手不足の現状、仕事の内容を説く】