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習志野TC、ラジオCM&ウェブ面接 人手確保へ他社と差別化 企業イメージ向上ねらう

物流企業

2019/02/12 0:00

 【千葉】習志野トラックセンター(NTC、福島昇社長、千葉県習志野市)では、人手確保に向けた取り組みに注力している。1日からラジオCMを展開、1月29日にはクラウド型採用管理システムの導入を決めた。トラック運送業界で人手不足が深刻化する中、業界では採用例の少ない手法を取り入れて他社との差別化を図る。(井内亨)  ラジオCMは1月23日に収録を行い、2パターンを用意。2月1日から4月末まで、毎週火曜日と金曜日の夕方に放送する。福島社長が経営する八千代運送(八千代市)での実績を踏まえ、NTCでも展開が決まった。人手確保とともに、認知度と企業のイメージアップを狙う。  一方、導入する採用管理システムはブルーエージェンシー(前田裕人社長、東京都港区)が開発。ウェブ上での面接が可能で、求職者はスマートフォン(スマホ)やパソコンがあればどこでも面接を受けられる。求人側では面接予約ページの作成、採用情報の一括管理などの機能を備え、業務効率化が期待できる。  1月29日、福島氏と業務部の高橋清介部長が、ブルーエージェンシーの熊本康孝執行役員らからシステムの内容について説明を受けた。これを踏まえ、同日開いた役員会で議題に挙げ、導入することが決まった。具体的な導入日は今後検討する。 【写真=ブルーエージェンシーの熊本執行役員(中央)から説明を受ける福島社長(右)】





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