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三菱地所、名古屋にマルチ型施設 中部初の自社単独開発 駅近く人材確保に有利

産業

2019/02/12 0:00

 三菱地所は4日、建設を進めていたマルチテナント(複数企業入居)型物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」(名古屋市南区)の竣工式を開いた。中部エリアで初の同社単独開発ブランド「ロジクロスシリーズ」となり、名古屋市内の消費地や中部エリア広域をカバーする配送拠点として利用できる。延べ床面積8万平方㍍メートルを超える物流施設で、2路線の駅から徒歩圏内と雇用確保に適している。(中西祥梧)  国道1、23、247号といった主要一般道のほか、名古屋高速道路3号大高線・笠寺インターチェンジ(IC)まで0.5キロ、4号東海線・木場ICまでは3キロと、アクセスに優れる。近年の人手不足を受け、JR東海道線・笠寺駅、名古屋鉄道常滑線・大江駅からそれぞれ徒歩8分、15分と、公共交通機関を利用した通勤に配慮した。  敷地面積3万3200平方メートル、4階建てで、延べ床面積8万600平方メートル。貸し付け区画は各階最大5区画。最小貸し付け区画面積は2200平方メートルとし、テナントのニーズに柔軟に対応する。  1平方メートル当たりの床荷重は1.5トン、はり下天井有効高は5.5メートル以上を確保し、10メートル以上の柱スパンとするなど、汎用(はんよう)性の高い仕様となっている。  また、ランプウェーを設置しており、各階の倉庫区画へ接車できるほか、全館LED(発光ダイオード)照明対応とした。  加えて、非常用発電機を設置し、停電時にも一部で電力を24時間供給。大津波警報が発令された場合、一時的に避難できる津波避難ビルの指定を受ける予定で、テナントだけでなく、地域のBCP(事業継続計画)もサポートする。  1階には、訪問客を迎える商談スペースのあるラウンジや、従業員用の休憩室を設けた。屋上にソーラーパネルを装備し、同社が再開発を進める東京・丸の内エリアのオフィスビルで使用していたOAフロアパネルを事務所部分に再利用するなど、環境にも配慮した。  同社は、今後も年間2~4件のペースで物流施設の開発用地取得を目指す。 【写真=中部エリア広域をカバーする配送拠点として利用できる】





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