公栄運輸、園児が太陽光発電体験 紙芝居で温暖化防止を啓発 環境保全の意識高め
物流企業
2019/02/04 0:00
【京都】公栄運輸(京都市伏見区)の山本竜太郎社長らは1月17日、環境啓発活動の一環として、地球温暖化防止や食品ロスの低減をテーマにした紙芝居を保育園児に披露、環境保全意識の高揚に一役買った。(小菓史和) 環境保全活動の一環として参画する「京(みやこ)のアジェンダ21フォーラム」(新川達郎代表、同志社大学大学院教授)の活動に協力したもので、フォーラムのメンバーとともに、山本氏らが京都市伏見区の向島保育園を訪問。紙芝居の上演とソーラー発電で動くおもちゃの実演を行った。 紙芝居は2作品で、「スーパーたぬき環境くん」は、二酸化炭素(CO2)が増え温暖化で苦しむ地球を、環境くんが救うストーリー。「どうして地球さんは苦しいんだろう?」との問いに「CO2が増えたから」と答える園児もいた。 また、「ちゅーたくんとたまちゃん」は、食べられるだけ魚を買うネコのたまちゃんに対し、ネズミのちゅーたくんがチーズを買い過ぎて腐らせてしまう話で、年少から年長(3~5歳児)まで、計100人が大きな拍手を送った。終了後、年長の子供はおもちゃで遊びながら、太陽光発電を体験した。 公栄運輸では、一般廃棄物の収集・運搬事業が主力であることから、CO2排出量削減やゴミの減量といった地球環境保全活動に長年取り組んでいる。山本氏は「子供たちへの啓発をはじめ、今後も環境保全活動を積極的に進めていく」と話した。 【写真=食品ロスの低減をテーマにした紙芝居を保育園児に披露】