ハローワーク広島など、6業界合同セミナー 広ト協がブース出店
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2019/02/04 0:00
【広島】広島公共職業安定所(ハローワーク広島)など県内7カ所のハローワークは1月21日、トラックなど六つの業界の関係団体による合同の就職説明会を初めて開催した。広島県トラック協会(小丸成洋会長)がブース出展し、求職者に業界の概要や魅力を伝えた。 人手不足が顕著なトラック、バス、タクシーの運輸関連のほか、建設、警備、農業の計6業界団体が参加し、求職者は70人が来場。各団体の担当者がそれぞれ5分程度のプレゼンテーションを行った後、個別の相談に応じた。 広ト協の三宅尊文企画事業部次長が「物流業界の今」と題して、トラック輸送の重要性をはじめ、先進の安全性能やドライバーを守るための運行管理体制、必要な運転免許などを紹介。ブースには25人が訪れ、雇用環境などを詳しく尋ねていた。 業界団体を集めた説明会は、ハローワーク広島として初の試み。山崎義浩職業相談部長は「人手不足が著しい業種に的を絞った。求職者には複数の業界を比較してもらい、これまで関心が無かった仕事にも目を向けてもらう機会になれば」と説明。三宅氏も「大勢に来てもらったので、就職希望者が一人でも多く出て欲しい」と話した。(矢野孝明) 【写真=大勢の求職者に広ト協の三宅次長がプレゼン】