物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

札ト協&北済協、凍結路面の運転学ぶ 制動距離を体感

団体

2019/02/04 0:00

 【北海道】札幌地区トラック協会(工藤修二会長)と北海道トラック交通共済協同組合(大友龍之理事長)は1月24~27日、会員事業者のドライバーを対象とした「凍結路面安全運転体験研修会」を開いた。札真自動車学園が持つ石狩市の教習コースで行い、内容は実技と学科で構成。参加者はアイスバーンの走行など、冬道での運転技能を学んだ。  同コースで研修を行うのは3年目で、札幌定温輸送協同組合(成田洋次理事長)が協力。実技の講師には苫小牧ドライビングスクールの畑井真人副管理者・副校長が、座学では北済協安全推進企画部の冨永洋樹係長が、それぞれ担当した。  4日間開いた研修は、午前と午後に分けて計7回行い、それぞれ最大20人のドライバーが参加。24日の午後の部では、札ト協の高橋博之専務が「この研修のために道路の一部をアイスバーンの状態にした。様々な雪道を体験して欲しい」と呼び掛けた。  実技では4トントラックを用意。参加者は雪道でのスラロームや、凍結した道路で急ブレーキを掛けてトラックの制動距離を体感した。研修後には修了証が交付された。(土屋太朗) 【写真=アイスバーンを用意して制動距離を体感(1月24日)】





本紙ピックアップ

関東中央運輸倉庫、運賃交渉で最大10%増

 【神奈川】関東中央運輸倉庫(渡邉尭社長、横浜市港北区)は、時間外労働上限規制の適用開始前までに荷主企業との運賃交渉を終え、万全の体制を整えている。2023年11月に取引先全社との交渉を完了。運賃の上げ幅は最大で10%と…

取引労働改善和歌山協/24年問題シンポ、持続可能な物流むけ連携

 【和歌山】トラック輸送における取引環境・労働時間改善和歌山協議会(辻本勝久座長、和歌山大学教授)は15日、和歌山市で「物流の2024年問題シンポジウム」を開催した。荷主企業を含む和歌山の物流関係者が集まり、24年度以降…

野口運輸商事、輸送サービスの間口拡大

 【岡山】野口運輸商事(野口新悟社長、岡山市北区)は、川上運送(岡山県総社市)の全株式を取得してグループ会社化し、輸送サービスの間口を広げている。今後は野口運輸商事で培ったノウハウをグループ全体へ水平展開して安全教育に力…

AZ-COM丸和HD、C&FロジにTOB

 AZ-COM丸和ホールディングスは21日、C&Fロジホールディングスに対してTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。互いに低温食品物流を展開しており、共同配送など物流ネットワークの強化と効率化を推進することで…

オススメ記事

関東中央運輸倉庫、運賃交渉で最大10%増

 【神奈川】関東中央運輸倉庫(渡邉尭社長、横浜市港北区)は、時間外労働上限規制の適用開始前までに荷主企業との運賃交渉を終え、万全の体制を整えている。2023年11月に取引先全社との交渉を完了。運賃の上げ幅は最大で10%と…

取引労働改善和歌山協/24年問題シンポ、持続可能な物流むけ連携

 【和歌山】トラック輸送における取引環境・労働時間改善和歌山協議会(辻本勝久座長、和歌山大学教授)は15日、和歌山市で「物流の2024年問題シンポジウム」を開催した。荷主企業を含む和歌山の物流関係者が集まり、24年度以降…

野口運輸商事、輸送サービスの間口拡大

 【岡山】野口運輸商事(野口新悟社長、岡山市北区)は、川上運送(岡山県総社市)の全株式を取得してグループ会社化し、輸送サービスの間口を広げている。今後は野口運輸商事で培ったノウハウをグループ全体へ水平展開して安全教育に力…

AZ-COM丸和HD、C&FロジにTOB

 AZ-COM丸和ホールディングスは21日、C&Fロジホールディングスに対してTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。互いに低温食品物流を展開しており、共同配送など物流ネットワークの強化と効率化を推進することで…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap