岡田商運・山本水産輸送、吉備路マラソンをPR ラップトラ導入
物流企業
2019/01/14 0:00
【岡山】岡田商運(岡田好美社長、岡山市中区)と山本水産輸送(山本新吾社長、同)は、2月24日に総社市で開催される吉備路マラソンをPRするラッピングトラックを1台ずつ導入した。12月19日に総社市役所で出発式が行われた。総社市は2018年7月の豪雨により甚大な被害を受けており、両社はPR活動を通じて地域復興に協力することにした。 吉備路マラソンは、中四国で最大規模のマラソン大会。2社のラッピングトラックは、コースの途中にある備中国分寺の五重塔や鬼城山(鬼の城)、過去の大会の様子などを荷台部分の3面に描いており、「ロマンと感動に会える町 総社市」などとアピールしている。2台とも運行エリアは、関東-九州を中心に全国で運行している。 出発式では、片岡聡一総社市長が「2台のトラックが全国を走ることによって総社は生きているよ、元気だよと発信してもらえるのは感無量」とあいさつした。 岡田商運はこれまで岡山城や岡山後楽園などのラッピングトラックを導入し、今回で7台目。岡田社長は、「復興に少しでも役に立てばと導入を決めた。一刻も早く総社に元気になって欲しい」と期待を込める。 また、山本水産輸送は16年12月に総社市に営業所を開設。地域との縁は深く、「全国からぜひとも総社に遊びにして欲しい」とアピールしている。(江藤和博) 【写真=備中国分寺五重塔や大会の模様をデザイン】