佐ト協、Gマークトラック出発式 「安全はすべてに優先する」
団体
2019/01/14 0:00
【佐賀】佐賀県トラック協会(馬渡雅敏会長)と佐賀県貨物自動車運送適正化事業実施機関(同本部長)は12月21日、安全性優良事業所認定(Gマーク)制度の普及、促進を図るため、「安全・安心・信頼の証 Gマーク」と鮮やかにボディーに描いたラッピングトラックの出発式を行った。 佐ト協の駐車場で催された出発式には、馬渡会長、佐賀運輸支局の立石正徳支局長をはじめ、学識経験者、メディア、荷主、労働組合、消費者で構成する適正化事業実施機関評議委員会の委員らが参加した。 肥前通運(松尾弘隆社長、武雄市)が提供したトラックのボディーに描かれたGマークのデザイン車両を前に、馬渡氏、立石氏、同社の西英勝専務によるテープカットが行われた。 同日、Gマーク認定を受けた新規及び更新事業所を代表し、肥前通運本社営業所、同佐賀営業所、松浦通運唐津営業所、ケイライン本社営業所、太田運輸佐賀支店、ロジコム本社営業所、ヤマト運輸佐賀主管支店に馬渡氏が認定証を授与。運転者を代表し、肥前通運佐賀営業所の中野和枝さんが「安全運行の誓い」を宣言した。 授与式で、馬渡氏が「安全に対する高い意識を持って事業に取り組んでいる証しであるGマーク制度が浸透し認知度も向上する中、佐賀県の取得率は30%を超え、全国上位の好成績を収めている。引き続き、業界の模範として頑張って欲しい」と激励。 立石氏は「安全の証しがGマーク。佐賀県の代表としての誇りを持ち、業界の健全な発展に寄与していただきたい」と述べた。 続いて、西氏は「安全は全てに優先する、をモットーに全事業所でGマークを取得している。全国を駆け巡る200台のGマークトラックの仲間入りができ、身の引き締まる思い」と述べ、安全運行の決意を語った。(武原顕) 【写真=Gマークトラックの前でテープカットする馬渡会長(中央)と立石佐運支局長(その左)、肥前運輸の西専務】