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福岡運輸、バース予約・受付システム 自社開発し本格運用 今月から スマホで受け付け

物流企業

2019/01/03 0:00

 福岡運輸(富永泰輔社長、福岡市博多区)は1月から、自社開発の「バース予約・受付システム」を本稼働させる。ドライバーの待機時間を解消し、物流効率化を図る。また、17年4月に導入していた「車両管理システム」の運用先をグループ会社に拡大し、包括的な車両管理体制の構築や整備基準の統一化を進めることで、更なる品質向上を図る。(武原顕)  バース予約・受付システムは、まず東京支店(神奈川県川崎市)と福岡支店(佐賀県基山町)でスタートさせ、その後、全国の各拠点に導入していく。  同システムは「予約」「受付」「バース自動割当」「乗務員通知・誘導」の四つの機能で構成。同社が「運輸と倉庫」をドッキングした物流事業に展開する中、これまでの倉庫の管理者や作業員の視点に加え、受け付けを行うドライバーの視点を重視して開発し、用途に合わせて自由な組み合わせができる。  例えば、待機時間が無いと見通せる時間帯には予約を省き、「受付+バース自動割当+乗務員通知・誘導」で運用。また、車両混雑が激しく、状況に応じた順番の入れ替えが必要な際には「受付」のみ稼働させ、臨機応変に判断して電話呼び出しを行うなど自由に運用できる。  現在の物流倉庫では、朝が地場集配車両の積み込み、日中は保管貨物の入庫、夕方から夜間にかけて地場集配車の荷下ろし、幹線車両及び保管貨物の積み込み、深夜から早朝は幹線車両の中継荷下ろしなど、一つの倉庫で複数の用途を共用している。  このため、限られたバースや荷さばきスペース、作業員を適切に管理することが効率化のカギを握っていると判断し、同システムの導入を決定。TC(通過型)及びDC(保管型)センターそれぞれの受け付け情報を一括管理するとともに、バースの使用状況を可視化することで、状況に応じたバース運営につなげる。  特徴は、①受け付けは備え付けの受け付け機のほか、ドライバーの携帯電話、スマートフォン(スマホ)からも可能②予約・受付システム専用URLにアクセスするため、専用アプリのダウンロードが不要③確実に通知するためにショートメッセージサービス(SMS)を採用④ドライバーが遠隔地で確認できるよう、進ちょく状況をリアルタイムで公開――など。  管理本部では「今後、輸送及び倉庫、動態管理システムとの機能連携を進め、貨物の集荷から納品まで全ての段階を可視化し、シームレスで管理できる仕組みを構築していく」としている。  また、自社開発の車両管理システムの運用をグループ会社にも拡大し、車両情報(仕様)、稼働状況、点検整備情報を一元管理していく。現在、個別に管理している各社の車両情報を横断的に管理することで、調達窓口の一本化を図る。  将来的には、整備データや稼働データをAI(人工知能)と組み合わせ、車両の点検、整備予測、車両の代替計画に役立てるなど、活用の幅を広げていく。 【写真=バース予約・受付システムを導入した福岡支店(佐賀県基山町)】





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