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SRHD、新社屋稼働 グループ10社が入居 多様な価値観受け入れ

物流企業

2018/12/10 0:00

 【広島】昭和陸運(荒木栄作社長、広島県福山市)を中核とするSRホールディングス(同代表)は本社屋を新築し、11月26日から稼働させた。物流関連をはじめ貿易、不動産、商事、映像、アパレル、コンサルティングなどグループ10社の管理部門が同居。多彩な人材が活躍するダイバーシティー(多様性)の理念に基づくもので、企業価値を高めるブランディングも兼ねている。(矢野孝明)  新社屋は延べ床面積1650平方メートルの3階建てで、旧社屋にも連結した構造。各フロアでの行き来もできるほか、事務職、現場スタッフ、来客で、それぞれ別の動線を設けた。南北の2面をガラス張りにしてデザイン性を高め、開放感をもたせた。総工費は5億円。  1階ロビーにはらせん階段をあしらい、世界的に有名なデザイナーの照明器具を採用。100人収容のセミナールームを備えるほか、来客の目を楽しませるよう、福山市のジオラマや、造形作家によるオブジェも展示する。  2階は主に事務所機能で、複数のミーティングルームや応接室を配置。各部屋はそれぞれ「ダヴィンチ」「コロンブス」など偉人の名前を付けて個性を持たせるとともに、第1応接室、第2応接室のような等級感を無くした。また、デザインを学んだ荒木代表が描いた抽象絵画を随所にあしらった。  オフィス家具は、地場の府中家具メーカーやソファーメーカーに特別注文。床や壁の一部に天然の石材を用いて高級感を出した。  3階には屋上庭園を整備。レクリエーションや、社外から人を招いてのパーティーなどに活用する。  このほか、旧社屋をリフォームしてカフェ風の従業員食堂を新設。また、館内にはジャズや環境音楽を流すなど、快適性を高めた。  同社グループは物流事業の拡大と併せて経営の多角化を推進。現在は従業員150人、年間売上高は50億円で、2003年に建てた旧社屋が手狭になっていた。  荒木代表は「オフィスの機能性を高めるだけでなく、多様な価値観を受け入れる包容力のある建物にしたかった。個々のパフォーマンスやモチベーションを高めて企業価値を上げるためには、目に見える環境の変化も重要。組織が生まれ変わると同時に、原点回帰のきっかけにもしたい」と話している。 【写真=デザイン性を重視した新社屋】





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