日通/引越作業コン、全国大会を初開催 品質向上と均一化はかる
物流企業
2018/12/03 0:00
日本通運は11月19~21日の3日間、日通グループの研修施設NEX-TEC伊豆(静岡県伊豆の国市)で、引越作業コンテスト全国大会を初開催した。コンテストはサービスに必要な知識と技能を3人1チームで競うもので、各ブロックの予選を勝ち抜いてきた引越作業従事者24人が出場。優勝には、北見支店チーム(北海道北見市)の出井康次郎、木下亮、田中健二の各氏が輝いた。 コンテストは引っ越しの作業品質向上と均一化を図ることが目的。学科では、安全と作業手順のマニュアル、国内引越の品質向上の取り組み内容、商品知識、約款と運送保険、個人情報保護法関連など、法律から業務内容の知識を競った。3人の得点の平均点をチーム得点とし、配点は100点。 実技は、①350ポイント(2トントラック1台分)引越作業②階段作業③吊り作業――の3種目。家財の養生・梱包から始め、トラックの積み下ろしや階段での運搬、ベランダからロープを使った家財の上げ降ろし、養生の撤去まで、全体の作業内容を審査する。配点500点で、制限時間は210分間。 上位3チームのほか、優勝した北見支店チームの担当指導教官の利根川肇氏(日通札幌流通サービス)を表彰した。 入賞したのは次の各氏。 〈準優勝〉首都圏支店チーム(東京都中央区)谷平貴人▽小川修一▽加藤真吾 〈3位〉山陰支店(鳥取県米子市)錦織圭助▽林実由▽木村匠(佐々木健) 【写真=優勝の北見支店チームをはじめ入賞チームが記念撮影】