エムティーロジ、「中温」スペースを増設 チョコ製品主体に取り扱い
物流企業
2018/11/26 0:00
【東京】エムティーロジ(森谷英紀社長、東京都江戸川区)は、温度管理物流事業を着実に拡大させている。8月末、本社営業所内に「中温(セ氏15度)」と称する264平方メートルのスペースを増設し、既存の「冷凍(マイナス23度)」「冷蔵(セ氏5度)」「定温(セ氏10度)」の各倉庫と合算して825平方メートルに拡張。クリスマスとバレンタインの繁忙期に対応する。 中温スペースではチョコレートメーカーの製品を主体に取り扱っている。荷主の求める「セ氏16度」に対応するため、照明の熱や人の出入りで庫内温度が上昇することを考慮して「セ氏15度」に設定。同社は食品製造許可を取得しており、要請に応じて流通加工も行う。輸配送は「セ氏13度」を保持し、各店舗に定時に納品している。 このほか、本社営業所の2階には会議などで使うために二部屋を新設。今後は外部講師を招いた研修会も企画する意向で、品質の更なる向上により業容拡大を目指す。(沢田顕嗣) 【写真=クリスマスとバレンタインの繁忙期に対応】