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愛知ト協、女性運転者と学生が交流 トラック業界の魅力伝え ざっくばらんに座談会

団体

2018/11/26 0:00

 【愛知】愛知県トラック協会(小幡鋹伸会長)は9日、県と連携し、あいち・ウーマノミクス推進事業の一環として、トラック運送業界で働く女性と女子学生の交流会を開いた。(梅本誠治)  同事業は、トラック運送事業の魅力を現場で働く女性視点で語り、女性の学生や求職者の就業先としての選択肢にしてもらうための取り組み。愛知ト協と中部運輸局に加え、愛知運輸支局、県、愛知労働局が協賛した。  交流会では、最初に岡崎ビジネスサポートセンターの高島舞氏をファシリテーターに、愛知商運(山岡敬和社長、小牧市)で総務・経理を担当する増田知恵実さん、マイシン(辻直樹社長、豊橋市)でドライバーと配車担当を受け持つ鈴木祐子さん、丸五運送(若杉雅史社長、瀬戸市)のドライバー、長江由佳さんがパネリストとなって、トラック業界の現状や普段の実務内容を説明するディスカッションを展開。  続いて、パネリストを中心に女子学生らが円座になり、職場の雰囲気やプライベートの過ごし方など、気になる点をざっくばらんに聞ける座談会を開き、トラック業界により興味を持ってもらえるよう努めた。  参加者からは、自動車免許の取得方法(会社負担か個人負担か)や、長距離と短距離のドライバーの違い、キャリアアップなど、実務や会社の仕組みへの質問が続出。女性がドライバーになることについて、「素人でも就業しやすく、男女格差の無い給料がもらえる」との意見が挙がる一方、重い荷物を運ぶことや男女共用トイレを利用しなければならない際の苦労話が出るなど、和気あいあいと女性同士の会話を楽しんだ。  愛知ト協の事務局からは、参加者にオリジナルバインダーをプレゼント。事務局では「今後もこのような機会を積極的に活用し、トラック業界の魅力アップと就業希望者の増加に努め、人手不足解消の促進につなげていきたい」としている。 【写真=女性従業員と女子学生、女性求職者が円座になって和気あいあいと語り合う】





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