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赤帽石川、タブレットを全組合員へ 具体的活用法で意見交換 年配組合員にも配慮

団体

2018/11/26 0:00

 【石川】赤帽石川県軽自動車運送協同組合(石田聖悟理事長)は10日、秋季全体研修会を開き、2019年度にも、全組合員がタブレット(多機能携帯端末)を持つ方向で検討していることを受け、活用方法について意見交換した。(星野誠)  冒頭で、障がい者向け施設を運営する社会福祉法人「こまつ育成会」への寄贈式典が行われた。石田理事長はカーナビゲーションシステム2台の目録を、同育成会の前川柳一理事に手渡した。  研修会は、「すごい赤帽の魅力」を全体テーマに、物流開発事業協同組合(工藤達治理事長)の砂原真也氏がETC(自動料金収受システム)コーポレートカードについて、全国赤帽(小原茂社長、東京都台東区)の高野和正氏がスマートフォン(スマホ)やタブレットの機種と活用について、それぞれ説明。  赤帽石川では、購入助成を行った上で、全組合員にタブレットを持たせる計画を進めており、日常業務での具体的な活用方法などで、組合員同士が積極的に意見を交わした。  石田氏は「年配の組合員はスマホだと情報が見にくいため、i―padなど画面が大きいタブレットの導入を考えている。顧客から車両の現在地を聞かれることが多いので、GPS(全地球測位システム)を使った動態管理もやりたい。他にも様々な業務効率化に利用できそうなので、皆とじっくり相談したい」と話した。 【写真=「すごい赤帽の魅力」を全体テーマに秋季全体研修】





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