陸災防/全国リフト大会、大沼・長谷部両選手が優勝 知識やスキル競い合う
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2018/10/04 0:00
陸上貨物運送事業労働災害防止協会(渡辺健二会長)は9月23日、愛知県みよし市の中部トラック総合研修センターで、全国フォークリフト運転競技大会を開き、日常業務で得た知識やスキルを競い合った。今回から新設された会長杯は、一般の部及び女性の部の優勝選手に贈られ、それぞれ大沼亨選手(日本通運郡山支店)と、長谷部あやの選手(大興運輸岡崎支店)が栄冠を手にした。 大会実行委員長を務める秋田進専務が「競技を通じフォークリフトに関する知識や安全レベルの向上、順法精神を養い、職場で同僚に広めると同時に、労働災害撲滅にも努めて欲しい」とあいさつ。 陸災防愛知県支部の吉野雅山支部長も「出場の皆さんは、それぞれの地域、会社の代表で、仲間からも期待されている。その熱い思いを感じ、優秀な成績を収めるとともに、『我こそは会長杯を持って帰るのだ!』という意気込みで頑張ってもらいたい」と激励した。 続いて、鈴木智史選手(バンテックセントラル追浜営業所)が「安全運転、安全作業の精神にのっとり、培ってきた知識、技術を存分に発揮し、正々堂々と戦う」と選手宣誓し、競技スタート。 今回から、これまで5年ごとに設けていた女性の部を常設。一般の部に49人、女性の部には15人がエントリーし、学科、点検、運転の各種目で熱戦を繰り広げた。その結果、一般の部は大沼選手、女性の部では長谷部選手がトップとなり、表彰式で渡辺会長から会長杯を受け取った。また、厚生労働省労働基準局の椎葉茂樹安全衛生部長も祝辞を述べ、健闘をたたえた。 その他の入賞者は次の通り。 〈一般の部〉準優勝=藤田遼太朗(日立物流東日本水戸営業部那珂営業所)▽3位=荒木洋平(日通東京運輸新砂事業部)▽4位=盛田宣之(日本通運都城支店)▽5位=塩沢純(カリツー刈谷物流センター)▽健闘賞=近久寛之(渡部物産) 〈女性の部〉準優勝=佐藤佳奈(日本梱包運輸倉庫花巻営業所)▽3位=杉山真裕美(日本通運都城支店) ▽4位=志村美佐子(日本梱包運輸倉庫狭山梱包センター営業所)▽5位=川畑恵梨(同浜松営業所)▽健闘賞=林裕子(サンエツ運輸入善営業所)(落合涼二) 【写真=運転競技に臨む選手】