IAAモーターショー、富士運輸がトラック出展
物流企業
2018/10/01 0:00
富士運輸(松岡弘晃社長、奈良市)は9月20~27日、ドイツのハノーバーで開催された世界最大の商業車展示会「IAAモーターショー」に、日野自動車の新型プロフィアをベースにしたカスタマイズトラックを出展した。 出展車両は車両総重量25トン、最大積載量14トンで、「ALL JAPAN仕様」と題し、全てのカスタマイズ部品を日本のメーカーで統一。ボディーカラーは、サッカー日本代表にあやかり「ジャパンブルー」にした。 富士運輸では、車両整備事業部が運営するトラックボディーの架装を主とした「セノプロ」ブランドを展開。同社によれば、IAAモーターショーへの出展は、大手トラックメーカーを除き日本の物流会社として初めてで、日本の「ものづくり」の素晴らしさを全世界のトラック関係者に見てもらいたい、という思いから出展を決めた。 同社では「日本の技術の高さを世界の市場で知ってもらい、協力いただいたサプライヤーが世界各国で取引する時の一助になれば」としている。(黒須晃) 【写真=全てのカスタマイズ部品を日本のメーカーで統一】