物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

SGムービング、LiB収集運搬を開始 一括受託で処理費用削減

物流企業

2018/09/27 0:00

 SGホールディングスグループのSGムービング(別所規至社長、東京都江東区)は19日、ハイブリッドカーの車載用リチウムイオンバッテリー(LiB)の収集運搬業務を受託した、と発表した。10月1日から業務を開始する。  LiBは各自動車メーカーで回収ルートを設定し、メーカー間で統一化されていなかった。定置型の蓄電池としての再利用が注目される中、SGHDグループ横断の先進的ロジスティクス・プロジェクトチームGOALが、「産業廃棄物広域認定制度」により環境省からLiBの収集運搬の業務を受託する自動車再資源化協力機構(自再協、宮下照雄代表理事)に提案し、共同運用することが決まった。  国内外の自動車メーカー16社からの処理依頼を自再協が窓口として取りまとめ、収集運搬業務をSGムービングが一括受託することで、様々なメーカーのLiBをまとめて運搬する。メーカーは個々の発注に比べて処理費用を削減することができる。  収集運搬業務は通常、都道府県単位で許可するが、自再協が広域認定制度の認定を受けているため、全国的に対応することができる。(田中信也) 【写真=様々なメーカーのLiBをまとめて運搬する】





本紙ピックアップ

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

オススメ記事

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap