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SGムービング、LiB収集運搬を開始 一括受託で処理費用削減

物流企業

2018/09/27 0:00

 SGホールディングスグループのSGムービング(別所規至社長、東京都江東区)は19日、ハイブリッドカーの車載用リチウムイオンバッテリー(LiB)の収集運搬業務を受託した、と発表した。10月1日から業務を開始する。  LiBは各自動車メーカーで回収ルートを設定し、メーカー間で統一化されていなかった。定置型の蓄電池としての再利用が注目される中、SGHDグループ横断の先進的ロジスティクス・プロジェクトチームGOALが、「産業廃棄物広域認定制度」により環境省からLiBの収集運搬の業務を受託する自動車再資源化協力機構(自再協、宮下照雄代表理事)に提案し、共同運用することが決まった。  国内外の自動車メーカー16社からの処理依頼を自再協が窓口として取りまとめ、収集運搬業務をSGムービングが一括受託することで、様々なメーカーのLiBをまとめて運搬する。メーカーは個々の発注に比べて処理費用を削減することができる。  収集運搬業務は通常、都道府県単位で許可するが、自再協が広域認定制度の認定を受けているため、全国的に対応することができる。(田中信也) 【写真=様々なメーカーのLiBをまとめて運搬する】





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