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福通、日曜集配を停止 休みやすい環境整備

物流企業

2018/09/27 0:00

 福山通運は21日、10月1日から順次、日曜日(祝日除く)の集荷・配達業務を取りやめる、と発表した。ドライバーが休みやすい環境をつくり、定着率を高めるとともに、新たな人材確保につなげる。同時に、全国の主要経済圏単位での「即配サービス」を強化するなど平日のサービス品質の向上に努めていく。西濃運輸(神谷正博社長、岐阜県大垣市)や佐川急便(荒木秀夫社長、京都市南区)など全国ネットを持つ特積大手で「定休日」を設けるのは初めて。(高木明)  新規取引先からの日曜日の集荷・配達の依頼は10月1日から停止し、現在、取引のある顧客に対しては2019年1月1日からやめる。ただ、全国約400カ所の支店・営業所への荷物の持ち込みや引き取りについては、一部の支店・営業所を除き、引き続き日曜日も対応する。更に、貸し切り便や引っ越し、ルート配送便などは従来通り、日曜日も実施する。  現在、ネットワーク(特積み)事業では、土曜日の集配サービスは平日の60~65%、日曜日は15%程度の人数(作業員含む)で対応している。作業効率は平日と比べ極端に低く、また、ネットワーク事業全体(18年3月期実績1940億円)に占める割合は1%程度にとどまっている。  日曜日の集荷・配達業務の停止に伴い「福通離れ」の可能性もあることから、平日のサービス品質の向上を図っていく。現在、主要経済圏単位で実施している当日中の集荷・配達といった「即配サービス」を、今後、全国展開していくことで顧客をつなぎとめる。  福通では働き方改革の一環として、専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」を運行しており、大型トラック220台分(一日当たり)を鉄道コンテナ輸送に切り替えている。また、社宅の拡充・整備とともに、17年12月と今年4月には賃金制度を大幅に見直し、平均3.8%引き上げた。  物流業界で人手不足が深刻化する中、大手、中小を問わず、完全週休2日制や短時間勤務制度を取り入れたり、福利厚生を充実させたりするなど、従業員が定着しやすい職場環境を整備する動きが広がっている。  小丸成洋社長は「事業を安定して継続するためには、ドライバーが休みやすい環境を整えなければならない。今後も従業員の働きがいを創出すると同時に、安全・安心な輸送サービスを提供していく」と話している。 【写真=従業員が定着しやすい職場環境を整備】





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