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滋ト協、中途採用獲得に乗り出す 求職者むけイベント出展 トラック業界の魅力訴え

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2018/09/24 0:00

 【滋賀】滋賀県トラック協会(田中亨会長)では、若年労働者の確保を目的に、高校生を対象に取り組んできた出前授業「物流キャリア教育」に加え、更なる人手不足対策として、中途採用者の積極的な獲得にも乗り出している。(小菓史和)  15日には、滋賀労働局が行った求職者向けPRイベント「ハローワークデイ」に出展、トラック輸送の社会的役割を一般市民にアピールするとともに、求職者にトラック業界の魅力を訴えた。  滋ト協では、ドライバーが大量に不足する時代が近く到来することを見据え、3年前から県内の高校生を対象とした物流キャリア教育をスタート。会員に高卒生の積極採用を呼び掛ける一方、新卒者向けの就職イベントなどにも参画し、若年労働者の獲得に力を入れてきた。  一方で、新規就職者の3人に1人が3年以内に離職している実態を踏まえ、第二新卒者など中途採用の拡大への施策についても検討してきた。滋労局では、人手不足が顕著な運輸、建設、製造の各業種への就業拡大を図るため、今年から新たな試みとして、ハローワークデイを企画、滋ト協に出展を要請した。  滋ト協のブースでは、PR用に作成したウェブドラマ第2弾「走れ! 風になって未来へ~そして若者はトラックドライバーになった」を放映。社会の様々な活動やライフラインを支えるトラック輸送の役割、ドライバーの1日の仕事などをパネル展示で分かりやすく紹介した。  家族連れの来場者には、子供向けのトラックのペーパークラフト、高齢者の交通安全に役立つ反射材といったノベルティーグッズも用意。更に、来場者が足を止めると、職員は積極的に声を掛け、トラック輸送のPRとイメージアップに努めた。  滋ト協では「人手不足への対応は待ったなしだが、1社だけで取り組むのはなかなか難しい。力を合わせて積極的なPRに努めることで、優秀な人材の獲得につなげたい」としている。 【写真=来場者が足を止めると、職員は積極的に声を掛け】





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