物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

総務省、再配達削減「評価指標に」 郵便サービス維持へ提言

行政

2018/09/20 0:00

 総務省が13日開いた郵便サービスの維持を議論する委員会で、コンサルティングを手掛けるワークライフ・バランス(東京都港区)の小室淑恵社長が「(働き方改革に向けて)業績を評価する指標として、再配達削減への取り組みをどれだけ行ったかも加えるべき」と提言した。日本郵便(JP)の業務を規制する郵便法などを改正せずとも行える対策として再配達削減の取り組み評価を挙げた。提言には、多過ぎる研修を集約することや、各支社に決裁権を持たせることを盛り込んだ。  情報通信審議会の郵政政策部会郵便局活性化委員会(米山高生主査委員、東京経済大学教授)で提言内容を報告した。  小室氏は働き方改革に取り組む際のJPの課題として、ポストなど拠点が多過ぎること、異動が多くノウハウが蓄積されないこと、研修が多過ぎることなどを列挙。法改正をしなくてもできる対策として、再配達削減に向けた取り組みを評価するようにすることなどを示した。  加えて、JPが働き方改革に取り組む意義として、国民へのメッセージ性の高さを指摘。土曜日も稼働しなければならないことなど、法律による制約に触れ、生産性向上の障壁となるものについては改正を検討するよう要望した。  また、同委の冒頭で事務局は、総務省がJPの土曜日の配送廃止に向けた検討に入った、という一部報道に触れ、「総務省が検討に入ったという事実は無い。(同委では)郵便の維持に向け、幅広い議論をお願いしたい」と述べた。(辻本亮平) 【写真=課題として、ポストなど拠点が多過ぎることなどを示す】





本紙ピックアップ

日本財団「無人運航PJ」、RORO船が検査に合格

 日本財団(尾形武寿会長)は6日、RORO船「第二ほくれん丸」が自動運航船としての船舶検査に合格した、と発表した。RORO船では国内で初めて。自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)相当の自動運航が可能で、釧路港(…

関西国際物流戦略チーム、活動指針を4年ぶり改定

 関西の産官学でつくる国際物流戦略チームは6日、大阪市で本部会合(松本正義本部長、関西経済連合会会長)を開き、活動の指針となる「今後の取り組み」を4年ぶりに改定した。国際情勢の変化に対応するため「国際海上コンテナ輸送の多…

適正原価実態調査/全ト協報告、トラ事業者48%が回答

 国土交通省が「トラック適正化2法」の規定に基づき導入する適正原価の設定に当たって、トラック運送事業者の原価構造の把握を目的に行ってきた実態調査の回答率は3日時点で48.4%に上っている。5日の全日本トラック協会(寺岡洋…

海運モーダルシフト大賞、背高コンシャシー採用

 国土交通省などは9日、エコシップ・モーダルシフト事業の優良事業者を発表し、革新的な取り組みを行い、貢献度が最も高い海運モーダルシフト大賞に、日本製紙クレシアとロジネットジャパン西日本の取り組み、ロッテと曙運輸の取り組み…

オススメ記事

日本財団「無人運航PJ」、RORO船が検査に合格

 日本財団(尾形武寿会長)は6日、RORO船「第二ほくれん丸」が自動運航船としての船舶検査に合格した、と発表した。RORO船では国内で初めて。自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)相当の自動運航が可能で、釧路港(…

関西国際物流戦略チーム、活動指針を4年ぶり改定

 関西の産官学でつくる国際物流戦略チームは6日、大阪市で本部会合(松本正義本部長、関西経済連合会会長)を開き、活動の指針となる「今後の取り組み」を4年ぶりに改定した。国際情勢の変化に対応するため「国際海上コンテナ輸送の多…

適正原価実態調査/全ト協報告、トラ事業者48%が回答

 国土交通省が「トラック適正化2法」の規定に基づき導入する適正原価の設定に当たって、トラック運送事業者の原価構造の把握を目的に行ってきた実態調査の回答率は3日時点で48.4%に上っている。5日の全日本トラック協会(寺岡洋…

海運モーダルシフト大賞、背高コンシャシー採用

 国土交通省などは9日、エコシップ・モーダルシフト事業の優良事業者を発表し、革新的な取り組みを行い、貢献度が最も高い海運モーダルシフト大賞に、日本製紙クレシアとロジネットジャパン西日本の取り組み、ロッテと曙運輸の取り組み…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap