GLP、神奈川・平塚に物流施設 20年竣工 都市開発エリアで
荷主
2018/09/20 0:00
日本GLP(帖佐義之社長、東京都港区)は11日、神奈川県平塚市で、物流施設「GLPツインシティプロジェクト(厚木Ⅲ)」(仮称)を開発する、と発表した。神奈川県平塚市が主導する都市開発計画「ツインシティ」大神地区内に所在。総開発費用は85億円で、2019年10月着工、20年11月竣工を予定している。 東名高速道路・厚木インターチェンジ(IC)から3.6キロ、新東名高速道路・厚木南ICからは2.2キロに位置している。今後予定されている新東名の全線開通により、更なる交通利便性の向上が見込める。 敷地面積2万平方メートル、耐震構造、鉄骨造りで、延べ床面積は4万2千平方メートル。2階にはスロープでアクセスでき、最大4テナントまで分割利用が可能だ。更に、3階を1平方メートル当たり2トンの重荷重対応に設定し、分速60メートルの荷物用エレベーターを配置することで、幅広い種類の荷物に対応、運搬・保管効率を向上させる。 全館に人感センサー制御のLED(発光ダイオード)照明を採用するほか、大型シーリングファン「ビッグアスファン」やカフェテリアの設置などを計画。環境対策や就労環境へ配慮した設計とする。 帖佐社長は「物流オペレーションの効率性向上を追求しつつ、働く人の快適性、安全性にも最大限配慮し、多様な物流オペレーションに対応する施設づくりを目指す」と話している。(井内亨) 【写真=最大4テナントまでの分割利用が可能(完成予想図)】