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近海郵船、敦賀―博多で週3便 来春 大型RORO船投入 ドライバー不足背景に

物流企業

2018/09/03 0:00

 近海郵船(田島哲明社長、東京都港区)は8月29日、敦賀港(福井県)と博多港(福岡県)を大型RОRО船で結ぶ定期航路を開設する、と発表した。2019年4月から週3便運航でスタートし、夏をメドにデイリー運航(日曜日を除く週6便運航)に移行する。ドライバー不足や環境問題を背景に、RОRО船など海上輸送へのモーダルシフトが一段と進むと判断した。(高木明)  計画では9800総トン型のRОRО船を投入、敦賀―博多(航海距離635キロ)を約19時間で結ぶ。運航スケジュールは敦賀発午後10時、博多着は午後5時(博多発午後10時、敦賀着午後5時)。積載能力はトレーラ120台(12メートル換算)分を確保。デイリー運航への移行に当たっては同型船1隻を追加配船する。  敦賀港は関西・中京・北陸圏の日本海側の玄関口としての機能を持つ。現在、近海郵船では常陸那珂(茨城県)-苫小牧(北海道)航路とともに、敦賀-苫小牧航路を持ち、両航路ともデイリー運航を行っている。今回の敦賀-博多航路と北海道航路をつなげることで、北海道―本州―九州の広域な輸送区間でのモーダルシフト需要を取り込んでいく。  内航海運業界では慢性的なドライバー不足からモーダルシフト需要を見込む。近海郵船では3月までに常陸那珂―苫小牧、敦賀―苫小牧航路の全就航船をリプレースしたのに伴い、大型・省エネ船化した。また、川崎近海汽船では16年10月からRОRО船による清水(静岡県)-大分を開設したが、18年3月からはデイリー化に踏み切っている。  日本内航海運組合総連合会(小比加恒久会長)がまとめた2018年1~6月の内航貨物船の輸送量は前年同期比0.5%増の1億1031万トンだったが、うちRОRО船が中心の雑貨輸送は1335万トンで7.2%増えた。6月単月の輸送量は1856万トンで前年同月と比べて2.0%減ったが、うち雑貨輸送は246万トンと2.2%増えている。 【写真=常陸那珂-苫小牧航路に就航中の新鋭船「まりも」】





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