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GLP、千葉・八千代に施設 20年春竣工 ロコンド向け

荷主

2018/08/30 0:00

 日本GLP(帖佐義之社長、東京都港区)は20日、千葉県八千代市に、ファッション通販サイトを運営するロコンド(田中裕輔社長、渋谷区)の専用物流施設「GLP八千代Ⅱ」を開発する、と発表した。ロコンドは、隣接するマルチテナント(複数企業入居)型物流施設「GLP八千代」と併用して、保管や配送、人員効率の一層の向上を見込む。2019年1月に着工、20年3月に竣工する予定で、総開発費は86億円。  八千代Ⅱは倉庫と事務所の両エリアの親和性を高めるため、両エリア間をガラス張りにして庫内状況が常に見える仕様とした。更に、WiFiのアクセスポイントを事前に設置するなど、施設内の働く環境にも配慮。超大型シーリングファン「ビッグアスファン」を倉庫エリア全体に設置するほか、女性向け洗面所の機能の充実などを予定している。  都心部まで30キロで、国道16号の内側に位置。京葉道路・武石インターチェンジ(IC)から8.5キロ、東関東自動車道・千葉北ICからは11キロと、首都圏への広域配送や千葉エリアへの地域配送に適している。また、東葉高速鉄道の八千代緑が丘駅からは1.9キロで、周辺地域の人口増加も見込まれている。  敷地面積は2万8千平方メートル、耐震構造の鉄骨造りで、延べ床面積5万4千平方メートル。カナダ公的年金運用機関のカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード(CPPIB)と設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーⅡ」による開発物件となる。  日本GLPの帖佐社長は「EC(電子商取引)事業を拡大しているロコンドさまが更なる物流オペレーションの効率性向上を実現できるよう、最適な施設環境を提供するため尽力していく」としている。(井内亨) 【写真=施設内の働く環境に配慮(完成予想図)】





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