物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

熊本旭運輸/熊ちゃんレッカー、西日本豪雨で緊急出動

物流企業

2018/08/27 0:00

 【熊本】熊本旭運輸(於久初治社長、熊本県益城町)のロードサービス部「熊ちゃんレッカー24」は、西日本豪雨の発生直後から、福岡県の筑後地区や広島県の被災地で水没した乗用車、大型トラックなどの救出作業に大型と中型のレッカー車2台を出動させ、2次災害の防止も含めた緊急支援活動に取り組んだ。  西日本豪雨では九州北部、中四国の至る所で壊滅的な被害が発生。全日本高速道路レッカー事業協同組合(亀山善之理事長)で組織する支援隊(鈴木博隊長)による災害支援活動の要請に対応するため、現在も熊本県内の各拠点から迅速に出動できる態勢を整えている。  「熊ちゃんレッカー24」は2002年8月に始動。現在、大・中・小型の積載車及びレッカー車、ユニック積載車、トレーラ、20トンラフタークレーンなど34台を保有し、高度なスキルを持つ32人の隊員が24時間交替勤務で待機し、この1年間は事故や故障などで月平均1500回緊急出動したという。  17年4月から日本自動車連盟(JAF)九州本部熊本支部(熊本市東区)と業務提携。JAFの厳しい認定試験をクリアした隊員らが高度な整備技術、接客マナー、災害現場でノウハウを習得し、広域エリアを対象にしたロードサービスを展開している。このほか、自動車ディーラーなどの店所間の車両移動などにも業容を拡大する。  於久社長は「JAFから県外エリアに向けた長距離輸送の実績を評価していただき、業務提携に至った。厳しい認定試験に合格した2人の隊員が得た高度なスキルを各事業所で水平展開しており、10月には数人の隊員が認定試験にチャレンジする」と力を込める。  今後、売上高の3割を占めるロードサービス部門の売上高比率を5割まで引き上げ、事業経営の大きな柱に育てる。高付加価値サービスを提供し、新規事業の掘り起こしで成長戦略を描く。(武原顕) 【写真=水没した乗用車、大型トラックなどの救出作業にレッカー車2台が出動】





本紙ピックアップ

交付金法改正案、年度内成立濃厚に

 軽油引取税の旧暫定税率廃止後、トラック運送、バス事業への運輸事業振興助成交付金制度の継続を規定する運輸事業振興助成法(交付金法)改正案が2025年度内にも成立――。25年の臨時国会に提出したものの、衆院解散で廃案になっ…

全ト協、Gマーク制度の在り方検討

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)は5日の理事会で、Gマーク(安全性優良事業所認定)制度について、トラック事業の許可更新制の導入などを見据え、根本的な見直しを求める声が高まったことから、引き続き制度の在り方を検討してい…

イランへの攻撃でホルムズ海峡封鎖、船主協会が対策本部初会合

 アメリカとイスラエルによるイラン攻撃で、ホルムズ海峡が封鎖されたことを受け、日本船主協会(長澤仁志会長)は4日、「海上安全等対策本部」(同本部長、日本郵船)の初会合を開いた。長澤本部長は、同協会会員の船舶40隻余り、日…

厚労省/熱中症防止、小規模事業場の対策推進

 厚生労働省は、職場での熱中症対策を強化するため、防止対策ガイドライン案を策定した。労働安全衛生規則を改正し、2025年6月から罰則付きで対策を義務化したものの、同年夏の熱中症による休業4日以上の労働災害死傷者数は、速報…

オススメ記事

交付金法改正案、年度内成立濃厚に

 軽油引取税の旧暫定税率廃止後、トラック運送、バス事業への運輸事業振興助成交付金制度の継続を規定する運輸事業振興助成法(交付金法)改正案が2025年度内にも成立――。25年の臨時国会に提出したものの、衆院解散で廃案になっ…

全ト協、Gマーク制度の在り方検討

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)は5日の理事会で、Gマーク(安全性優良事業所認定)制度について、トラック事業の許可更新制の導入などを見据え、根本的な見直しを求める声が高まったことから、引き続き制度の在り方を検討してい…

イランへの攻撃でホルムズ海峡封鎖、船主協会が対策本部初会合

 アメリカとイスラエルによるイラン攻撃で、ホルムズ海峡が封鎖されたことを受け、日本船主協会(長澤仁志会長)は4日、「海上安全等対策本部」(同本部長、日本郵船)の初会合を開いた。長澤本部長は、同協会会員の船舶40隻余り、日…

厚労省/熱中症防止、小規模事業場の対策推進

 厚生労働省は、職場での熱中症対策を強化するため、防止対策ガイドライン案を策定した。労働安全衛生規則を改正し、2025年6月から罰則付きで対策を義務化したものの、同年夏の熱中症による休業4日以上の労働災害死傷者数は、速報…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap