広野運輸、江別の新本社・倉庫 業容拡大むけ移転 総工費6億7千万円
物流企業
2018/08/23 0:00
【北海道】広野運輸(広野敏樹社長、札幌市西区)が、北海道江別市に建設を進めていた本社と倉庫が完成し、15日から稼働した。21日には内覧会を開催。敷地面積1万3200平方メートル、延べ床面積660平方メートルで、総工費は6億7千万円。同市角山に設置している札幌営業所の倉庫が手狭になってきたことや、業容拡大に対応する狙いがある。移転後、元の本社は営業所の一つとして運用する。(那須野ゆみ) 札幌営業所の近くに完成した建物は、敷地面積1万3200平方メートル。延べ床面積660平方メートルの本社に常温倉庫(2310平方メートル)を併設し、衣料品・雑貨などを扱う。新社屋へ移転後は、現本社を西営業所として機能させる。 同社は、1995年12月に設立。札幌、西、函館、大曲(北広島市)、帯広(音更町)、厚別(札幌市厚別区)営業所の各拠点で、ドライ食品や雑貨、リネンなどの配送を行っている。 広野社長は「多くの取引先のお陰で、ここまでくることができた。社員と力を合わせ、信頼に応える仕事をしていかなければ」と決意を表明した。 【写真=本社に常温倉庫を併設し、衣料品・雑貨などを扱う】