タイセイロジテム、千葉に新拠点 アパレル流通主軸に
物流企業
2018/07/30 0:00
タイセイホールディングス(大西昭範社長、埼玉県戸田市)傘下のタイセイロジテム(同)は、千葉県習志野市に茜浜センターを稼働させた。アパレル物流事業を展開する同社にとって、五つ目の拠点で、千葉県内では3カ所目。17日付で開設した。 1月に船橋センター(千葉県船橋市)を開設したが、業容の拡大に伴い、半年後の増設となった。6階建ての倉庫で、延べ床面積は1万2600平方メートル。1棟丸ごと賃借した。アパレルの流通保管業務を主軸に、グループ企業でプレス・縫製・検品・検針作業などを手掛けるプレスト(大西社長、埼玉県戸田市)の千葉営業所を併設した。 今回のセンター開設により、グループ企業で冷凍倉庫を保有するニッソウ(同)を含めた全倉庫の延べ床面積は13万平方メートル超となった。 船橋センターではRFID(無線自動識別)を導入した試験運用を開始し、8月末には本格稼働を目指している。一方、タイセイロジテム最大規模の習志野IJ(インテリジェント・ジャンクション、習志野市)では、EC(電子商取引)事業の展開を控えており、今回の茜浜センターで実作業を主軸に据えながら、トータルサービスを提供していく。(谷本博) 【写真=6階建て倉庫を1棟借りした茜浜センター】