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CXカーゴ、広島に冷蔵流通拠点 農産品集品機能を統合

物流企業

2018/07/26 0:00

 シーエックスカーゴ(山田英孝社長、埼玉県桶川市)は18日、広島冷蔵流通センター(広島市安佐北区)を開設した、と発表した。県内の物流拠点としては2カ所目。冷蔵品セットセンター、農産物加工センターとして運用する。(小瀬川厚)  日本生活協同組合連合会と生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合(コープCSネット)の物流共同事業として、シーエックスカーゴが運営する。中国地方の五つの生協のうち、西部エリア3生協の冷蔵品、農産品の集品機能の統合を目指した取り組みが進んでおり、今回の開設もその一環。広島、山口の両県の2生協の28センターをカバーする。  既存の施設を改装して利用し、3万100平方メートルの敷地に2階建て、延べ床面積1万7千平方メートルのセンター棟を持つ。冷蔵セットセンターはセ氏5度、同7度の温度管理を行うほか、冷蔵品と農産品を同梱できるようにする。自動化・効率化機器を導入して生産性向上に配慮。24時間の荷受けにも対応する。  このほか、LED(発光ダイオード)照明、特定フロン対策に対応した冷凍機を導入するなど、環境負荷の低減にも取り組んでいる。 【写真=24時間の荷受けにも対応】





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