陸災防愛知支部/リフト大会、日通がカリツー破る わずか2秒の差
団体
2018/07/16 0:00
【愛知】陸災防愛知県支部(吉野雅山支部長)のフォークリフト運転競技大会が6月24日、みよし市の中部トラック総合研修センターで開かれ、日通名古屋ロジスティクス支店(小林篤弘支店長、愛知県小牧市)の海士部昌造選手が、カリツー(加藤正則社長、安城市)の4連覇を阻止して優勝した。2位の塩沢純選手(カリツー刈谷物流センター)は、千点満点中994点の同点ながら、走行競技を終えた時間が2秒遅かったことで涙を飲んだ。 競技会には、社内大会などを勝ち抜いた45選手が出場。2018年の全国大会が愛知で行われることから、優勝、準優勝の出場権獲得を目指して各社の威信をかけた戦いが展開された。結果は、学科300点、点検100点、実技600点の千点満点で、点検は17人、走行では6人が満点を獲得。合計でも平均893点と900点に迫る、高レベルの大会になった。 吉野支部長は「リフトによる労災事故は減っていないのが実情。この大会と日頃の安全への取り組みの延長で、一件でも事故を減らすことが重要になる」と語った。他の入賞は次の各選手。 3位=渡辺和臣(カリツー西尾営業所)▽4位=福岡和幸(同東刈谷営業所)▽5位=小沢友善(同西尾営業所)(梅本誠治) 【写真=各社が威信をかけて競い合う】