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FAL&共和通商、千葉・芝山にセンター 航空貨物・生鮮品扱い

物流企業

2018/07/02 0:00

 【千葉】FOR ALL LINE(FAL、谷川光明社長、千葉県富里市)と共和通商(龍﨑信吾社長、成田市)は6月20日、芝山町の新センターが完成したことに伴い、竣工式と記念式典を開催した。冷蔵機能を備え、成田空港から輸入される航空貨物や生鮮品を扱う。加工場も設けたことで、入荷・保管・加工の一貫したコールドチェーン(低温流通網)で品質向上を図る。  FALは本社機能を新センターに移し、「本社ロジスティクスセンター」として稼働させる。庫内には出荷商品の待機置き場730平方メートル、加工場200平方メートル、セ氏5度の冷蔵庫300平方メートル、0度~セ氏1度の冷蔵庫230平方メートルを整備した。共和通商は「成田臨空ロジスティクスセンター」として新センターの床面積660平方メートルを使用・運営する。  神事の後、谷川社長は「3月で設立3周年を迎えることができた。取り扱い荷物量も社員数も増え、旧施設の手狭さと不便さから、思い切って新センター建設に着手した。新センターはFALと共和通商で使用する。お互いの得意分野を生かし、ともに協力し合って運営していきたい」と話した。  社内向けの見学会で、各種設備の取り扱い方法や災害時の留意点などの説明を行った。続けて、FALは取引のある企業を招いて説明会を開催。新倉庫稼働に伴う構内ルール順守を呼び掛けながら、入出荷の手順や庫内設備について説明した。(井内亨) 【写真=入荷・保管・加工の一貫したコールドチェーンで高品質化を図る】





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