物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

帝北ロジ、70歳まで働ける職場 安全大会 健康管理支援を強化 交通・荷役事故ゼロへ

物流企業

2018/07/02 0:00

 【福島】帝北ロジスティックス(尾越建一社長、福島市)は6月24日、安全衛生大会を開き、希望者が70歳まで元気に働くことができる職場づくりを目指し、健康管理に関する支援を強化していく方針を示した。併せて、交通・荷役事故ゼロを目標に掲げ、高品質な物流サービスで荷主の信頼に応えていくことを誓った。(富田久男)  尾越社長は「(少子高齢化が進む中で)健康で働ける職場と生活を確保し、しっかりとした人生を送ることができる環境づくりに取り組む。健康管理に対する投資を積極的に行い、70歳まで働ける体制の整備を進めていく」と説明した。  同社は既に、定年を65歳まで延長し、希望者に対して70歳までの再雇用を実施している。中には70歳を超える社員(嘱託)もおり、健康で労働意欲のある高齢者の雇用継続を拡大していく考え。  大会では、安全かつ安定したトラック輸送に協力した運送会社6社に感謝状を贈り、功績をたたえた。  この後、福島市保健所健康推進課の保健師の加藤明奈氏と細貝真由氏が「生活習慣病の予防」をテーマに、それぞれ食生活の改善と職場での健康づくりについて説明。バランスの取れた食事の摂取方法とメタボリックシンドロームの防止、職場でできる健康チェックなどの具体事例を示し、規則正しい生活を送ることの重要性を強調した。  最後に、2018年度の全国安全週間スローガンを唱和し、安全対策と労働環境整備に努め、事故ゼロに全力で取り組むことを誓った。 【写真=「しっかりとした人生を送ることができる環境づくりに取り組む」と尾越社長】





本紙ピックアップ

運送業界での女性活躍、経営者少数・昇進に課題

 自民党の高市早苗総裁が21日、女性初の首相に指名されたが、物流業界では依然、女性の経営者、管理者が多いとは言えず、女性の意見を職場に反映しきれていない面もある。物流業界の女性経営者らは、管理者を増やすために奮闘する傍ら…

ドラコン全国大会、髙山選手が総理大臣賞

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラックドライバー・コンテストが25、26の両日、茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センター(種谷良二理事長)安全運転中央研修所で行われ、日本一のプロドライバーに贈られる…

国交省/社会資本整備・交通政策計画、一体策定危機を好機に

 国土交通省は24日、社会資本整備重点計画と交通政策基本計画の次期計画(2026~30年度)の方向性を固めた。インフラと交通の関係政策の連携・整合を図るため、初めて一体的に策定。「人口減少という危機を好機に変え、一人ひと…

ふそう、水素駆動トラック開発

 三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は22日、報道向けに栃木県で水素駆動の大型トラックコンセプトモデルの説明会を開いた。30日から11月9日まで東京ビッグサイト(東京都…

オススメ記事

運送業界での女性活躍、経営者少数・昇進に課題

 自民党の高市早苗総裁が21日、女性初の首相に指名されたが、物流業界では依然、女性の経営者、管理者が多いとは言えず、女性の意見を職場に反映しきれていない面もある。物流業界の女性経営者らは、管理者を増やすために奮闘する傍ら…

ドラコン全国大会、髙山選手が総理大臣賞

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラックドライバー・コンテストが25、26の両日、茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センター(種谷良二理事長)安全運転中央研修所で行われ、日本一のプロドライバーに贈られる…

国交省/社会資本整備・交通政策計画、一体策定危機を好機に

 国土交通省は24日、社会資本整備重点計画と交通政策基本計画の次期計画(2026~30年度)の方向性を固めた。インフラと交通の関係政策の連携・整合を図るため、初めて一体的に策定。「人口減少という危機を好機に変え、一人ひと…

ふそう、水素駆動トラック開発

 三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は22日、報道向けに栃木県で水素駆動の大型トラックコンセプトモデルの説明会を開いた。30日から11月9日まで東京ビッグサイト(東京都…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap