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八興運輸、新造RORO船就航 積載量2倍 宮崎―関西で20年から 農産品 輸送ニーズ対応

物流企業

2018/07/02 0:00

 総合物流企業の八興運輸(三輪亮介社長、宮崎県日向市)は2020年1月、宮崎─関西航路のRORO船「はっこう21」の後継となる新造RORO船「HAKKO ひなた」を就航させる。船舶の大型化で積載量は2倍となり、モーダルシフトや県産品の出荷増に対応。トラック輸送と連携を図りながら、県内から大消費地への長距離輸送を支えていく。6月26日に開いた記者会見で、三輪純司会長や三輪亮介社長が明らかにした。(上田慎二)  既存の航路である細島港と宮崎港を起点に、ベースカーゴである化学原料や木材の需要増に対応。更に、新造船では定温貨物用の電源施設などを拡充し、これまで手つかずだった農産品や小口混載貨物の輸送ニーズにも応えていく。  新船は全長134メートル、全幅21メートル。総トン数は4999トンで、速力が18.5ノット。積載台数はシャシー(13メートル換算)が71台、乗用車は100台。建造費は約30億円を見込む。  航路は現在と同じ細島港─堺泉北港─宮崎港―細島港で、週3便運航する。週1回、東播磨港(兵庫県)に寄港する。燃料は硫黄酸化物(SOx)規制適合油を使用。大型化で積載率を高め、SOxや粒子状物質(PM)の排出量を抑える。  現在の「はっこう21」(01年10月就航)は全長121メートル、総トン数2187トン。積載台数はシャシー(13メートル換算) 41台、乗用車は30台。リプレースに伴い売船する計画だ。  同日、日向市役所で開いた会見で、日向市の十屋幸平市長、八興運輸の三輪純司会長、三輪亮介社長、佐藤博文常務が出席。  三輪会長は「ドライバー不足やコンプライアンス(法令順守)強化を受け、RORO船の需要は高まっている。そうした動きに伴い年々、荷物を積載できないケースが増え、船舶の建造、大型化を決断した。新造船の投入で県の物流の課題解決に貢献したい」と説明した。  十屋市長は「関西、関東へのトラック輸送の活性化は地元経済にとって大きな原動力となる。新造船の建設に感謝している。今回のリプレース計画は日向市のみならず、県全域の助けとなる」と期待を寄せた。 【写真=トラック輸送と連携を図りながら、県内から大消費地への長距離輸送を支える(右から三輪社長、三輪会長、日向市の十屋市長)】





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