愛媛ト協女性協、山崎氏を会長選出 喜び悲しみ分かち合う
団体
2018/06/25 0:00
【愛媛】愛媛県トラック協会の女性協議会は6日の総会で、任期満了に伴う役員改選を行い、山崎八生副会長(57、中島運送)を会長に選んだ。末広恵副会長(62、松山宅送)は留任し、十河万姫理事(44、四国通商)が副会長に昇格した。また、新しい理事に久保敦美氏(向南運送)が就任した。 柴田智恵会長(56)は「メンバー23人でスタートし、現在は32人まで増えた。少しずつ大きくなったと実感しており、行事への出席率の高さも力強かった」と述べた。謝意を伝えるとともに、「新会長・新体制の下強い結束力で全国に発信していただきたい。これからは一会員としてバックアップする」と語った。 バトンを受けた山崎氏は「ドライバーは一般の何倍も安全に注意し、特別な技能を持った職業だ。ライフラインを担っている自負心を持ち、男女問わず人が集まる業界にしたい」と強調。会の運営について「今まで以上に喜びや悲しみを分か合いながら、笑顔で盛り上げ、全国に発信していく」と抱負を述べた。 また、2015年9月の設立時から会長を務めてきた初代会長の柴田氏に対し、「愛媛を全国的に有名にしていただいた。太いパイプを次につないでいきたい」と敬意を表した。 18年度は研修会を3回、交流会は4回実施。会員相互の情報交換をはじめ、県内外の組織や団体との交流も図る。また、街頭啓発など広報活動や、学校向けの交通安全授業を中心に運営。本部の諸事業へも参加し、17年度は悪天候で中止となったトラックの日のイベントでは、フリーマーケットなどに力を入れる。予算222万円。(矢野孝明) 【写真=記念撮影に臨む山崎新会長(最前列右から3人目)と柴田会長(その左)ら】