まるだい運輸倉庫/60周年式典、頑張る社員が宝物 更なる飛躍むけ結束
物流企業
2018/06/18 0:00
【神奈川】まるだい運輸倉庫(奥山恵子社長、神奈川県小田原市)は2日、箱根町のホテルで創立60周年記念式典を開催した。社員を主役にした内容で節目を祝い、更なる飛躍に向けて出席者全員が一層の結束を誓った。(吉田英行) まず、創業当時の貴重な写真や、倉庫・社屋竣工時の写真をスクリーンに映し、60周年の歩みを振り返った。 続いて、奥山社長が「日頃コツコツ頑張っている皆さんが当社の宝物。創業者の父は、社員とその家族を大事にし、社員の奥さんや子供の名前まで覚えていた。会社の規模が拡大し、全社員を覚えきれないのは申し訳ないが、社員を大切に思う気持ちは変わらない。今日の良き日がまるだいの飛躍につながることを祈念したい」とあいさつ。 永年勤続表彰では、勤続30年の大前好成氏(J倉庫)ら3人、20年の松本辰也氏(運輸事業所)ら13人、10年の関根聖奈氏(本社)ら2人の業績をたたえ、奥山氏が一人ひとりに表彰状と記念品を手渡しながら、ねぎらいの言葉を掛けた。 懇親会で、秋元美里副社長は「会社が30年以上存続する確率は0.02%と言われ、1万社のうち30年続くのはたった2社。そうした中で当社は、従業員の努力で60周年を迎えられた。今回の式典は社員が主役。また10年後に最高の式典ができるよう一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。 アトラクションとして、ものまねタレントの神奈月さんによるショーが行われ、歌手の井上陽水、タレントの石原良純、プロレスラーの武藤敬司ら有名人のものまねを次々と披露。奥山氏や従業員との掛け合いでも笑いを誘った。 更に、大型液晶テレビやホテル宿泊券などの豪華賞品が当たる抽選会も開かれ、盛り上がった。 【写真=プロレスラーに扮したものまねタレントの神奈月さんと壇上でポーズを取る奥山社長】