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徳ト協、栗飯原会長ら続投 高速道路料金 割引格差是正めざす

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2018/06/18 0:00

 【徳島】徳島県トラック協会は6日の理事会で、粟飯原一平会長( 76、東海運)と門田征士(61、徳島通運)、酒井一誠(53、誠徳運輸)、湯浅恭介( 57、志満や運送)の各副会長、郡信彦専務(62)の留任を決めた。執行部が続投し、東・中・西日本高速道路に比べて格差のある本州四国連絡高速道路の割引制度是正を引き続き要望していく。(江藤和博)  総会で、粟飯原氏は「全国のトラック協会で女性部会が設立されているが、徳島は会員が集まらない。経営者だけを対象としている限り難しく、乗務員や配車担当者などに広げてもいいのではないか。また、人が集まらないのは青年部も共通しており、労働力確保という同じ目的を達成するため、女性部会と一緒に活動してもいい。今後も色んな方法で工夫していきたい」と述べた。  会長留任決定後のあいさつでは、「いつまでやるのかと言われそうだが、本四高速の料金問題に取り組んでいくのが私の使命。また、この問題は飯泉嘉門知事が関西広域連合(井戸敏三連合長、兵庫県知事)の力を借りながら進めていかないと解決しない」と述べ、引き続き、知事と足並みをそろえて対処していく考えを示した。2018年度は、助成事業の対象に整備管理者選任後研修費と防災用品車載セット購入費を加える。  また、大規模災害に対応するため、トラック会館の移転と四国4トラック協会の相互応援協定について郡専務が説明。「トラック会館の耐用年数50年で、まだ35年しか経過しておらず、移転は今すぐという話ではないが、救援物資拠点を設けるトラック協会が全国で増えており、検討していきたい」とした。  相互応援協定は、7月2日の四国トラック協会連合会(粟飯原会長)の総会前に締結する予定。また、徳ト協では、県と鳥インフルエンザ発生時の物資(テント、防疫服など)輸送の協定締結の準備を進めている。  新任役員は次の各氏。  理事=南元(鳴門貨物自動車)▽印藤隆(愛農運輸)▽蔵本俊男(蔵本運送)▽柿本正(柿本運輸)  監事=吉本弘(吉本運送) 【写真=執行部の続投が決まる】





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