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栃ト協/安全運転競技会、全ト協コンに準じ刷新 サンコーが女性部門1位

団体

2018/06/11 0:00

 【栃木】栃木県トラック協会(吉髙神健司会長)が主催する県トラック安全運転競技会が5月20日に開かれ、4トン、11トン、トレーラ、女性の各部門に45人の選手が出場した。総合優勝には11トン部門を制した鳴海翔選手(センコー北関東主管支店宇都宮流通センター)が輝いた。地元企業では、神山友恵選手(サンコー)が女性部門1位になった。(佐々木健)  とちぎ安全教育センター(臼井稔清社長、宇都宮市)が運営する指定自動車教習所トーブモータースクール(同)を会場に、学科(法規・構造機能・運転常識)400点、運転技能400点、日常点検200点の千点満点で実施。今回は運転実技のコースだけでなく、学科試験の設問も全日本トラック協会(坂本克己会長)の全国トラックドライバー・コンテストに準じたものにリニューアルした。  開会式で、吉高神会長は「競技会はプロドライバーに求められる技能の育成と、安全意識の高揚を目的に実施している。ぜひ競技を通じ、日常業務で鍛えたプロの技量を披露して欲しい」と呼び掛けた。  臼井社長は「今日のコースは昨年よりも難しくし、全国大会でも上位に入れる難易度に設定した。ここで勝ち残ることで、全国大会でも上位に食い込めるのではないか。検定員と共に、皆さんの活躍を見守りたい」とあいさつ。  今回は、各部門の入賞者に副賞として商品券を贈呈したほか、総合優勝した事業所には、とちぎ安全教育センターでの大型特殊自動車免許かフォークリフト運転技能講習の無料受講券を贈った。  他の入賞者は次の各選手。  〈11トン〉2位=白茂清二(八下田陸運本社営業所)▽3位=佐瀬重行(レンゴーロジスティクス小山営業所)  〈4トン〉優勝=島田吉暁(日立物流関東栃木営業所)▽2位=新谷正樹(国際ロジテック宇都宮営業所)▽3位=高久良一(フットワークエクスプレス関東宇都宮支店)  〈トレーラ〉優勝=榊裕介(ヤマト運輸栃木主管支店) 【写真=スラロームに挑む女性部門1位の神山選手(女性ドライバー2トン)】





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