千代田運輸、運転の基本 独自講習 トラックの特性体験
物流企業
2018/06/04 0:00
【愛知】千代田運輸(服部昭一社長、名古屋市東区)は5月13日、愛知県みよし市の中部トラック総合研修センターで、トラックの基本的な運転と安全確認法を学ぶ、オリジナルの講習を行った。 「安全と危険の再確認」をテーマに掲げ、基本走行を採点して全ドライバーのレベルを底上げ。屋内実技練習場で大型、中型トラックの特性を実際に確認する体験型の取り組みも盛り込んだ。 トラックの死角の確認では、ドライバーが死角を予想して車両の周辺にポールを置き、検証する手法を取った。このほか、薄暮時を想定した見えにくい色の確認や、トラックの左右のドアミラーを見て感じる距離感と、実際の距離との差なども検証した。 服部社長は「今日はあいにくの雨となったが、我々の業務は雨天でも変わらず安全が求められる。この機会に、梅雨を想定した安全確認をしっかり習得し、学んだことを明日からの業務に役立てて欲しい」と評価。また、愛知県トラック協会(小幡鋹伸会長)が推進する、期間中の無事故・無違反を目指すトラック・セーフティー・ラリー(TSR)の達成率上昇も呼び掛けた。(梅本誠治) 【写真=ドライバーが死角を予想して車両の周辺にポールを置き、検証】