仙台食品運輸、「物流職人」の心構え 社員十順披露 順法精神重視を徹底
物流企業
2018/05/28 0:00
【宮城】仙台食品運輸(阿部七七男社長、仙台市宮城野区)は11日、本社営業所の従業員を対象に春期社員研修会を開き、新たに掲げた社員十訓を披露するとともに、安全と品質に関する対策の推進を図った。14日には、岩手県矢巾町でも同様の研修会を開催。盛岡営業所の社員にも、会社の方針を徹底した。(今松大) 阿部社長が、自社のロゴマークとなっている「SUL」の由来について初めて説明。また、社員十訓には、十分な節度を保ち、裏切らないことを柱に据え、一番の「物流職人」であるための心構えを盛り込んだ。更に、社内で働き方改革を進めるとともに、順法精神を重視して事業活動を行っていく方向性を示した。 講演では、ロジスティクス・ネットワーク(浜田茂樹社長、東京都中央区)から外部講師を招き、仙台と矢巾の両会場でそれぞれ実施。安全と品質をテーマに、KYT(危険予知トレーニング)を活用した取り組みなどについて、理解を深めた。更に、仙台食品運輸営業部の佐藤邦彦部長らが、商品の取り扱い上の留意点を解説。運行管理部の田中利博次長らは、一時停止で確実に止まることの重要性を強調し、注意を喚起した。 このほか、優良従業員の表彰式も行い、無事故・無違反を継続するドライバーや社内功労者の栄誉をたたえた。 【写真=安全と品質に関する対策を推進】