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日野/トラック隊列走行デモ、GPSでルート誘導

産業

2018/05/28 0:00

 日野自動車は21日、東京都羽村市の工場で安全・自動運転技術説明会を報道向けに実施した。説明会冒頭に行ったプレゼンテーションで、遠藤真副社長が「安全は商用車メーカーの責務」と強調するとともに、交通事故死傷者ゼロの実現に向け安全技術の標準装備化などを説明した。  大型トラックの自動運転技術として、「日野プロフィア」2台を使った有人隊列走行を披露。CACC(協調型車間距離維持支援システム)による加減速制御、カメラで車線を認識して道路の中央を走行したり、前走車の車線変更を認識して追従する操舵制御などの様子を公開した。  また、緯度、経度で表現されたルートマップに沿って、GPS(全地球測位システム)情報をもとにハンドル操作を行う「GPSルート誘導」では、ドライバーがハンドルが手を離したまま、停止状態から前方のトラックまで自走して隊列走行に移行するデモンストレーションも行われた。(小瀬川厚) 【写真=停止状態から自走して隊列走行に移行するデモンストレーションを実施】





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