兵ト協、西部研修会館オープン 最新機器で機能性高め
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2018/05/21 0:00
【兵庫】兵庫県トラック協会(福永征秀会長)の西部研修会館(姫路市) が竣工し、4月27日から使用が開始された。老朽化した西部研修センターを取り壊して新築し、最新の視聴覚機器や身体障がい者向け設備も整えるなど機能性を高める工夫を凝らしている。 西部研修会館は、鉄骨造り2階建て。敷地面積1028平方メートル、建築面積324平方メートル、延べ床面積614平方メートルで、障がい者用を含めて20台の駐車スペースを確保した。 1階には、西播支部(濵田長伸支部長)、西播地区運送事業協同組合(福永征秀理事長)、物流ネットワーク播磨協組(堀江勝博理事長)が入居。ナスバネット機器を2組設営可能な適性診断室、応接室に加えて新たに兵ト協の占有室も設けている。 2階は、三つの会議室を備え、大・中両会議室をつなげると108人収容可能。また、研修会の開催を見込んで120型スクリーン、液晶プロジェクター、50型液晶テレビを装備した。 西部研修センターは、1980年3月の竣工以降、38年が経過。近年、修理費がかさむため、2016年度に現地での建て替えを決議し、17年7月から工事を進めてきた。(渡辺弘雄) 【写真=老朽化した西部研修センターを取り壊して新築】