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川崎近海、シルバーティアラ就航 積載能力2倍増協

物流企業

2018/05/03 0:00

 川崎近海汽船は、4月25日深夜の苫小牧港(北海道)発便から新造船シルバーティアラ(8600総トン型、トラック積載能力82台)を八戸(青森)―苫小牧航路に就航させた。従来の船舶より車両積載能力を2割増強したほか、乗船者のプライバシーを重視した快適な空間を提供。ゆっくりとくつろぎながらオーシャンビューを楽しめ、トラックのドライバーが休憩しやすい最新機能も多数備えた。航路開設45周年の節目に輸送力を増強し、北海道と本州の大動脈としての役割を担っていく。  24日には八戸港で初入港のセレモニーが行われ、赤沼宏社長は「東日本大震災では八戸港が甚大な被害を受け、当ふ頭も営業不能となった。約4カ月間、青森港で臨時運航を余儀なくされたが、港湾施設の早期復旧を果たすとともに、本日こうして新造船を八戸に迎えることができた。多くの関係者に改めて感謝申し上げたい」とあいさつ。続いて、八戸市の小林真市長や東北運輸局の小泉哲也次長らがテープカットに臨んだ。  また、同日は航路開設45周年記念とシルバーティアラ就航の祝賀会も開催された。赤沼氏が「かねて更なる輸送力の拡充を切望されていた。6割が個室や準個室で、プライバシーを重視したつくりになっている。八戸とともに成長してきた当社は、これまで以上に安全運航と安定輸送の向上に努めていく」と強調。三八五流通(八戸市)の泉山元・社長は「ドライバー向けの施設が充実しており、大変ありがたい」と祝辞を述べた。  八戸-苫小牧航路は1973年4月に開設した基幹航路で、新造船の投入は2013年のシルバーエイト(9500総トン型、トラック積載能力68台)以来となる。当初はシルバークイーン(初代、7千総トン型、トラック積載能力69台)1隻による1日1往復の運行だったが、79年に2隻2便に増便、更に、2006年12月には4隻による4往復体制に強化した。輸送量は年々増加し、年間でトラック16万台、乗客35万人を航送している。(今松大) 【写真=八戸市でセレモニーを実施(4月24日)】





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