センコー、東富士センター竣工 静岡県内の物流強化
物流企業
2018/04/23 0:00
センコー(福田泰久社長、大阪市北区)は13日、東富士PDセンター(静岡県富士市)を竣工させた。 静岡県内の物流機能強化が目的で、富士市の中心部から10キロ圏内で、東名高速道路・富士インターチェンジ(IC)や沼津バイパス(富士東IC)にも近く、関東や中部方面へのアクセスも良い。 新センターは敷地面積1万440平方メートル、鉄骨造り4階建てで、延べ床面積1万6360平方メートル。貨物用エレベーター3基、垂直搬送機1基、クライミングレベラー1基を備え、効率よく荷役が行える。 また、トラック27台を接車できる長さ95メートルのトラックバースを設置。幅13メートルのひさしを備えており、天候の影響を受けずに積み下ろしできる。 荷物の保管に加え、量販・小売り関連業務に対応するため、倉庫内の一部エリアには空調設備を設け、従業員に快適な職場環境を提供。ICカードによる入退室管理や監視カメラなどでセキュリティー対策に万全を期した。屋上には太陽光パネルも設置し、環境にも配慮した。(小菓史和) 【写真=27台を接車できるトラックバースを設置】