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ベストライン、新本社で営業開始 多才な人材を確保

物流企業

2018/04/16 0:00

 【奈良】ベストライン(辰己千里社長、奈良県五條市)は2日、新築した本社営業所(同市住川町)で営業を開始した。テクノパーク・なら工業団地内に位置し、配車、総務、経理など本社機能とともに、保管及びデザイントラック部門を併設する中核拠点として戦力アップを図った。(渡辺弘雄)  2階建ての本社営業所は、事務所、会議室、男女別の更衣室を有し、スタッフ18人が勤務する。  最新のIT(情報技術)機器、インターネットを活用したテレビ会議システムに加え、将来を見据えた敷地内での拡張性にも配慮した設計となっている。  敷地面積7260平方メートル、延べ床面積330平方メートルで、事務機材、IT機器の設置から行政手続きまで自社スタッフで賄い、コストを削減した。  近年、拠点整備と増車を精力的に進めており、直近では3月に埼玉支店(埼玉県本庄市)、4月には滋賀支店(滋賀県愛荘町)を相次いで開設。営業面では、保有車両200台、年間売上高22億円(2018年3月期)を上げ、19年3月期は、新たな拠点整備を見込まず、現有戦力の拡充・強化を通じて保有車両260台、売上高31億円を目指す。  人手不足に悩まされる厳しい情勢の中、専門性の強い仕事を避け、人を選ばない汎用(はんよう)性の高い仕事に絞る営業戦略で急成長を遂げた。  保管庫は満庫状態が続き、インクジェットプリンターを導入したデザイントラック部門も業界内外からの受注が多く、好調に推移している。  また、インターネットによる募集に工夫を凝らし、ドライバー経験者にとどまらず、異業種の営業マンや行政書士など多才な人材を確保。350社に上る多種多様な取引先に対応するため適材適所に配置し、成長を促してきた。  その取り組み奏功し、電機や内装工事、申請手続き、イベントの企画・運営のノウハウを蓄え、本業以外のビジネスチャンスの芽を生み出している。  辰己社長は「埼玉、滋賀両支店と本社営業所の開設が短期間に集中したため、総力を挙げて乗り切った。今期は踊り場で、新規出店を控えて基盤固めに努めたい。人が勝負の分かれ道だけに、今後も様々な能力を持つ人材を採用していく。トラブルに決して負けない強い経営を目指す」と話している。 【写真=最新設備を施した本社営業所】





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