物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

七鷹社長/竹原 経晶氏、シャシー申請 簡素化を ナンバーでなく型式で

物流企業

2018/04/16 0:00

 【神奈川】「車両制限令順守の重要性は理解しているが、中小規模の海上コンテナの輸送事業者は、自社保有以外のシャシーをけん引するケースが多い。海コン輸送の効率化に向け、特殊車両通行許可申請ではシャシーは型式のみの記載に簡素化すべき」と話すのは、七鷹(横浜市中区)の竹原経晶社長(55)。  同社の海コン輸送車両が3月7日、東名高速道路・横浜町田インターチェンジの入り口付近で、道路監理員による取り締まりを受けた。シャシーの車両登録番号(ナンバー)が特殊車両通行許可証と一致していなかったことによる車限令違反が理由だ。  取り締まりを受けた車両は、発荷主の倉庫まで戻り、積み荷を下ろし、積み荷の軽減措置が分かる写真を撮って、高速道路会社にデータを送信するよう指示を受けた。  「保税蔵置場ではない場所で海コンを開封し、撮影禁止の荷主の構内で写真を撮ることになり、厳しい指示だ。ドライバー不足の中、こんな目に遭うと、経営する気力が無くなってしまう」  七鷹はトラクタ17台、シャシー50台を保有。リーファーコンテナに特化しているため、トラクタ、シャシー共に、重量に対応する車種をそろえている。  ただ、同社のような中小実運送会社が扱うシャシーは、自社保有だけでなく元請けなど他社保有のものも少なくない。元請けの中には、シャシーを3千台以上保有している物流会社もある。  「自社シャシーのナンバーを全て登録したとしても、数千台もの元請けのシャシーの車検証コピーをもらって登録するには膨大な手間が掛かり、あまりにも非効率」  同社の顧問を務める進藤馨行政書士(40)も「トラクタが特車許可を取得していないのは言語道断だが、シャシーのナンバーまで記載となると、正直きりが無い。シャシーは型式のみの記載とし、効率化を図る方が良いのではないか」と指摘する。(吉田英行) 【写真=車限令対策を協議する竹原社長(右)と顧問の進藤行政書士】





本紙ピックアップ

熊ト協飼料畜産部会、農家・卸流通と意見交換

 熊本県トラック協会の飼料・畜産輸送部会(中間史朗部会長)は3月18日、畜産農家や飼料メーカー、卸売・流通業者を招き、熊本県の飼料輸送に関する初の意見交換会を開いた。熊本運輸支局、九州農政局、熊本労働局、熊本県も参加し、…

萬運輸、後退事故防止へ手順徹底

 萬運輸(東海林憲彦社長、横浜市鶴見区)は、独自に定めた「バック時の六つの手順」を徹底することで後退時の事故防止につなげている。手順の1は「あらかじめバックする場所を確認する」。障害物はないか、高さは問題ないかを確かめ、…

ANAHD、貨物事業3社を統合

 ANAホールディングスは3月27日、ANA Cargo(脇谷謙一社長、東京都港区)と日本貨物航空(NCA、本間啓之社長、千葉県成田市)、NCA Japan(藤倉聡社長、成田市)を統合する、と発表した。2027年4月1日…

下関北九州道路事業化ヒアリング、車両大型化への対応を

 本州と九州を結ぶ新たなルートである下関北九州道路の事業化に向け、福岡県と北九州市、地元経済団体は、日本の物流を支える「要衝」であることを強調し、早期実現はもとより、車両の大型化・効率化に対応した構造で整備することなどを…

オススメ記事

萬運輸、後退事故防止へ手順徹底

 萬運輸(東海林憲彦社長、横浜市鶴見区)は、独自に定めた「バック時の六つの手順」を徹底することで後退時の事故防止につなげている。手順の1は「あらかじめバックする場所を確認する」。障害物はないか、高さは問題ないかを確かめ、…

ANAHD、貨物事業3社を統合

 ANAホールディングスは3月27日、ANA Cargo(脇谷謙一社長、東京都港区)と日本貨物航空(NCA、本間啓之社長、千葉県成田市)、NCA Japan(藤倉聡社長、成田市)を統合する、と発表した。2027年4月1日…

下関北九州道路事業化ヒアリング、車両大型化への対応を

 本州と九州を結ぶ新たなルートである下関北九州道路の事業化に向け、福岡県と北九州市、地元経済団体は、日本の物流を支える「要衝」であることを強調し、早期実現はもとより、車両の大型化・効率化に対応した構造で整備することなどを…

啓和運輸/東京オフィス、営業へ活用 荷主と接点増

 啓和運輸(片桐淳一社長、埼玉県入間市)は広域営業の強化に向け、東京オフィス(東京都中央区)を営業拠点として活用している。都心にある立地を生かして荷主企業との接点を増やすとともに、将来的には配車業務の集中管理拠点としての…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap